やちまたよしくら

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【やちまたよしくら】なんて、変な名前だな～と思われたお客様も多いかと思います。
この名前は私たちが住む町、実店舗がある【千葉県八街市吉倉】の地名から名付けました。
ここ、八街市は、関東ローム層が広がる肥沃な大地に恵まれ、古くから農業が大変盛んな地域だったそうです。一時期は、全国の野菜が集まる農業の中心的な役割をしていた、なんて話も聞くほどだったそうです。
私の小さい頃は、どの畑にも野菜が生い茂り、農家のおじさんとおばさんが、一生懸命野菜作りをしていました。しかし、時代の流れには逆らえず、現在は農家の高齢化が進み、過酷な農業を受け継ぐ子供は少なくなり、跡取りのいない農家さんの耕作放棄地がところどころに見られるようになりました。
私の育った地域、育ててくれた町が廃れていく。。。
このまま荒れ果てた土地が増えていくのかと思うと、大変寂しい思いがこみ上げて来ました。
私たちに出来ることは無いのでしょうか？
私たちは2014年に『食のちばの逸品発掘2014』というコンテストに応募した際、審査員の先生方に、
「このまま10年も過ぎれば、八街市の落花生『千葉半立』は、作り手がいなくなって、【幻の落花生】になってしまうよ」
と言われました。

八街市には、『千葉半立』と言う、大変美味しい落花生があるのです。
この美味しい落花生をもっとたくさんの方に知ってもらおう。
もっともっとたくさんの千葉半立が売れるようになれば、農家さんも作り甲斐がある。
必要とされることほど、人に力を与えるものはないのだから。
私たちだけがこんな思いで動いていたところで、どうにもならないかもしれませんが、でも、お客様に、この美味しい落花生の事は是非知っていただきたい。
千葉県の、他県に負けない美味しい特産品を【幻】にはしたくない。
是非一度味わってください。幻にしてしまうには、あまりにも勿体ない、美味しい落花生を。
お客様の「美味しい」の声が、幻と消えゆく定めの落花生を復活させるキーワードになるかもしれません。

落花生の名産地、千葉県八街市で、最高級品種の落花生『千葉半立（ちばはんだち）』の無添加手作りピーナッツバターを作っています。
家族全員であまりに美味しすぎる千葉半立落花生に魅せられてきました。
近年農家の高齢化・後継者不足により、この美味しい落花生が「幻の名産品」になってしまう恐れがあると知り、この落花生を護りたくてピーナッツバターを作るお仕事を本格化させました。
素晴らしい栄養価を持つ落花生は、美容にも健康にも効果あり！是非多くの方に食べていただきたいです。ブログでイベント出店情報も配信中です！