百日紅の揺れる真夏の縁側の手刺繍ブローチ

百日紅の花が咲く 昭和の気配の漂う庭先。 海から帰って来た兄弟は 明るい縁側に腰掛けて これからおやつの時間です。 よく冷えて熟したスイカ。 壁に掛かった振り子時計が 午後三時の時を告げると同時に 弟はスイカにかぶり付き。 赤い果肉をボロボロこぼす 小さな弟の、せわしない食べ方に お兄ちゃんは呆れながらも笑ってしまう。 〜〜〜〜 そんな平和な日常を 直径4センチのブローチに 手刺繍しました。 庭や家の壁などは 2本取りのチェーンステッチで。 ガラス戸の枠はチェーンステッチに さらに糸を巻きつけて 立体感を出しました。 畳の部屋は、 手前側がチェーンステッチ。 奥の方と壁は一本取りで、 細かいロングアンドショートステッチに。　 そして建物は全体的に抑えた色で、 庭の芝生や百日紅は鮮やかな色を使い、 明暗によって夏らしい明るさや、 部屋の奥行きなどを 感じて頂けるようにしました。 いつもより1センチ大きいですが、 それでも手のひらに収まる位の 小さくちっぽけな世界。 その世界を覗いてみることで、 あなただけの夏の思い出が蘇り、 大きく広がりますように。 【サイズ】 直径 : 約4センチ 厚さ : 約1センチ(針の部分まで入れると1.5センチ) 軽い金属製くるみボタンを、 刺繍を施したフェルト生地で包んでいます。 裏面は栃木レザーのなめし革を贅沢に使用し、 ゴールドのブローチピンを縫い付けて 手芸ボンドでしっかりと接着します。 (接着作業は、ご入金確認後にいたしております) 包装は、小さな折り紙ボックスを使用しています。 折り紙は、雑誌の切り抜きなどを再利用する場合があります。 リサイクル、省資源へのご理解ご協力を よろしくお願いいたします。