切子工房 箴光(しんこう)ホームページURL:https://www.kirikoshinkou.com/
独立切子士 斉藤光が手掛ける切子。
創業100年以上を誇る江戸切子の工房で秘伝の手磨きの技術を体得し、生産性や採算が悪いことを考慮しても伝統を大切にし、本物の切子をユーザーに届けたいということで、当工房も手磨きの技術を大切に考えております。
伝統的なデザインを踏まえつつ、普通の江戸切子職人がやらないような面白いデザインを作ることを心がけておりますので、きっとあなたの心の琴線に触れるような良い作品が見つかるかと思います。
瑠璃(るり)と赤の2種類を製作しているので、一覧に欲しい色が無い場合はメッセージでご連絡頂ければ少しお時間かかるかもわかりませんが、製作いたします。
全体的に製品が3,000~4,000円ほど安くなったので、ギャラリーの他の作品もぜひご覧ください。
製品説明
デザインを考案していると、だんだんと複雑でオリジナリティ溢れるものになっていきます。
しかし、伝統的なもののみでしっかり構成したデザインも必要だと感じて作業に取り掛かりました。
底は伝統的でベーシックな16枚の葉の底菊を配置しています。
その底菊を綺麗に見せるために、底に近い部分の側面は平を用いて削っております。
底が光の屈折によって二重に見えるようにし、二重の底菊の美しさを楽しむことができます。
また、側面には江戸切子でよく使われる伝統的な菊繋ぎと矢来を配置しました。
菊繋ぎは色被せを全て取るような形でカットする彩光の多いカットです。
それのバランスを考え、カット量がそこまで多くない暗く仕上がる矢来を反対側に配置し、全体のバランスを取りました。
菊繋ぎを一周させて一本の帯状にすることも考えました。
しかしせっかくなら、もうひとつくらいはデザインを楽しんでもらいたいと思い、2つの大きなデザインを入れることとしました。
伝統的な文様の中でも最も難しい部類に入る菊繋ぎです。
こだわりとして、カットの山が浅いものを使用することで、色を出来るだけ取り去って上の写真のように全体が輝く調整にしています。
写真でこの輝きなので、お手元に届いて実際に見たらびっくりされるかと思います。
もう片面は伝統的な文様の矢来を配置しています。
製作時に素材の状態を見て、矢来のカットの太さの最善を考えて調整しております。
2つのデザインを入れることはふすまや、屏風のような2枚で1つの物のような日本的な表現をしてみたいなという思いがあります。
全体を二分化している縦に細い9本の線を入れている十草(とくさ)というカットも伝統的な文様です。
底菊および菊繋ぎの菊は長寿、無病息災、邪気払い、高貴、高潔などの意味が込められた非常に縁起の良いものです。
口元の手前には二重の輪で全体のデザインを締めることでまとまりを出しました。
実際に行きつけのバーで使ってもらってみたところ、氷を入れた際のあまりの美しさに製作した自分で驚いてしまいました。
デザイン的にはとても伝統的なもので構成されており、ひとつのデザインの到達点、完成形かと思います。
どれを選ぶか迷う場合は、これを選んでもらえれば間違いないと思います。
自分用、贈り物、お店のブランドイメージアップなどにご検討頂ければ幸いです。
切子工房 箴光(しんこう)ホームページURL:https://www.kirikoshinkou.com/
独立切子士 斉藤光が手掛ける切子。
創業100年以上を誇る江戸切子の工房で秘伝の手磨きの技術を体得し、生産性や採算が悪いことを考慮しても伝統を大切にし、本物の切子をユーザーに届けたいということで、当工房も手磨きの技術を大切に考えております。
伝統的なデザインを踏まえつつ、普通の江戸切子職人がやらないような面白いデザインを作ることを心がけておりますので、きっとあなたの心の琴線に触れるような良い作品が見つかるかと思います。
瑠璃(るり)と赤の2種類を製作しているので、一覧に欲しい色が無い場合はメッセージでご連絡頂ければ少しお時間かかるかもわかりませんが、製作いたします。
全体的に製品が3,000~4,000円ほど安くなったので、ギャラリーの他の作品もぜひご覧ください。
製品説明
デザインを考案していると、だんだんと複雑でオリジナリティ溢れるものになっていきます。
しかし、伝統的なもののみでしっかり構成したデザインも必要だと感じて作業に取り掛かりました。
底は伝統的でベーシックな16枚の葉の底菊を配置しています。
その底菊を綺麗に見せるために、底に近い部分の側面は平を用いて削っております。
底が光の屈折によって二重に見えるようにし、二重の底菊の美しさを楽しむことができます。
また、側面には江戸切子でよく使われる伝統的な菊繋ぎと矢来を配置しました。
菊繋ぎは色被せを全て取るような形でカットする彩光の多いカットです。
それのバランスを考え、カット量がそこまで多くない暗く仕上がる矢来を反対側に配置し、全体のバランスを取りました。
菊繋ぎを一周させて一本の帯状にすることも考えました。
しかしせっかくなら、もうひとつくらいはデザインを楽しんでもらいたいと思い、2つの大きなデザインを入れることとしました。
伝統的な文様の中でも最も難しい部類に入る菊繋ぎです。
こだわりとして、カットの山が浅いものを使用することで、色を出来るだけ取り去って上の写真のように全体が輝く調整にしています。
写真でこの輝きなので、お手元に届いて実際に見たらびっくりされるかと思います。
もう片面は伝統的な文様の矢来を配置しています。
製作時に素材の状態を見て、矢来のカットの太さの最善を考えて調整しております。
2つのデザインを入れることはふすまや、屏風のような2枚で1つの物のような日本的な表現をしてみたいなという思いがあります。
全体を二分化している縦に細い9本の線を入れている十草(とくさ)というカットも伝統的な文様です。
底菊および菊繋ぎの菊は長寿、無病息災、邪気払い、高貴、高潔などの意味が込められた非常に縁起の良いものです。
口元の手前には二重の輪で全体のデザインを締めることでまとまりを出しました。
実際に行きつけのバーで使ってもらってみたところ、氷を入れた際のあまりの美しさに製作した自分で驚いてしまいました。
デザイン的にはとても伝統的なもので構成されており、ひとつのデザインの到達点、完成形かと思います。
どれを選ぶか迷う場合は、これを選んでもらえれば間違いないと思います。
自分用、贈り物、お店のブランドイメージアップなどにご検討頂ければ幸いです。
サイズ
口元直径φ76mm×高さH90mm
発送までの目安
7日
配送方法・送料
宅配便
1000円(追加送料:0円)
全国一律
全国一律
購入の際の注意点
発送までは一応7日後と表記しておりますが、在庫は基本的に持つようにしておりますので、仕事の状況にもよると思いますが、2~3日で発送できるかと思います。
当工房の切子は江戸切子の伝統的な手法である「手磨き」という今は数えるほどの工房でしか行っていない失われつつある技術を用いて磨いています。
一方、世の中に出回っている粗悪品は「酸磨き」という酸にガラスを浸けてガラス全体をボロボロに溶かしながら磨くものもございます。
カットのエッジまで溶かしてしまうため、切子本来のインパクトが薄れてぼやっとした見た目になるほか、手触りもよくありません。
そのような切子は「スポンジで優しく洗ってください」というような表記がなされているはずです。
当工房の切子はカット面を1本ずつ研磨して磨いておりますので、ガラス本来の強度は失われておらず、たわしでゴシゴシ洗って頂いても構いません。
私も自作の切子を8年ほど使っておりますが、欠けたりせずにずっと使えておりますので、強度に関しては一般的なガラス製品のレベルで問題ありません。
熱湯、電子レンジ、食器洗い機は他のガラス製品と同じように使用できませんのでご注意ください。
取り扱い方については工房のホームページにて詳しく解説しております。
切子の取り扱い方、使い方→https://www.kirikoshinkou.com/kirikoatukaikata.html