https://www.youtube.com/watch?v=srGYA3-D9MI
動画がございますので、ご参考頂ければと思います。
切子工房 箴光(しんこう)ホームページURL:https://www.kirikoshinkou.com/akawineglass.html
瑠璃(るり)と赤の2種類を製作しているので、公式ホームページもご覧ください。
創業100年以上を誇る江戸切子の工房で秘伝の手磨きの技術を体得し、生産性や採算が悪いことを考慮しても伝統を大切にし、本物の切子をユーザーに届けたいということで、当工房も手磨きの技術を大切に考えております。
伝統的なデザインを踏まえつつ、普通の江戸切子職人がやらないような面白いデザインを作ることを心がけております。
製品説明
ブルゴーニュ型のワイングラスのグレードを上げた型の第一弾ということで製作に取り組みました。
グレードを上げようとするとオリジナリティ寄りのデザインを考えがちになってしまうので、まずは伝統的なデザインを作ることにしました。
上部は菊繋ぎ(きくつなぎ)、下部は亀甲(きっこう)という伝統的な文様で構成されています。
亀甲を使ったデザインをする職人は日本にあまりいないので、伝統的なデザインでありながらもオリジナリティがあるように思います。
ワイングラスのボウル部分は丸いものだ、という固定概念を崩したいと思い、手触りを意識してゴツゴツになる亀甲を選択してみました。
通常のワイングラスではこの手触りはまず不可能で、切子だからこそできる触り心地を感じることができると思います。
視覚だけでなく、手触りによってこの製品のデザインの面白みを体感できるはずです。
また伝統を維持しつつグレードを上げるのがこのデザインの目的ですので、菊繋ぎのサイズを通常よりもかなり細かくして削っています。
当工房で通常行っている菊繋ぎ部分は201本のカットにより構成されていますが、サイズを小さくしたこのデザインでは355本のカットにより菊繋ぎが構成されています。
カット数がかなり多くなる上に、細かさも尋常ではなく、正確さも要求されます。
これにより、通常の菊繋ぎよりも遥かにグレードが上がったものになっております。
最初は言われないとわからないかもしれませんが、一度菊繋ぎの細かいサイズ感を感じてしまうとなかなか普通のサイズの菊繋ぎには戻れないかと思います。
ワイングラスということもあり、飲料の色がよく見えるために亀甲という全体が透けている文様を選んでおります。
口元は半円状に擦っており、口当たりが良くなるようにした結果の機能美となるものです。
10パターンほど口元を擦ってみましたが、この半円状が一番口当たりが良くなると断定したので、この形を採用しております。
最初にただのお水を飲んで頂きたいのですが、ただのお水が口当たりに明らかにおいしく感じるかと思います。
単純なデザインだけではなく、口当たり、手触りにも配慮したグレードを上げた良い仕上がりになったかと思います。
自分用、贈り物、お店のブランドイメージアップ等にご検討頂けると幸いです。
動画がございますので、ご参考頂ければと思います。
切子工房 箴光(しんこう)ホームページURL:https://www.kirikoshinkou.com/akawineglass.html
瑠璃(るり)と赤の2種類を製作しているので、公式ホームページもご覧ください。
創業100年以上を誇る江戸切子の工房で秘伝の手磨きの技術を体得し、生産性や採算が悪いことを考慮しても伝統を大切にし、本物の切子をユーザーに届けたいということで、当工房も手磨きの技術を大切に考えております。
伝統的なデザインを踏まえつつ、普通の江戸切子職人がやらないような面白いデザインを作ることを心がけております。
製品説明
ブルゴーニュ型のワイングラスのグレードを上げた型の第一弾ということで製作に取り組みました。
グレードを上げようとするとオリジナリティ寄りのデザインを考えがちになってしまうので、まずは伝統的なデザインを作ることにしました。
上部は菊繋ぎ(きくつなぎ)、下部は亀甲(きっこう)という伝統的な文様で構成されています。
亀甲を使ったデザインをする職人は日本にあまりいないので、伝統的なデザインでありながらもオリジナリティがあるように思います。
ワイングラスのボウル部分は丸いものだ、という固定概念を崩したいと思い、手触りを意識してゴツゴツになる亀甲を選択してみました。
通常のワイングラスではこの手触りはまず不可能で、切子だからこそできる触り心地を感じることができると思います。
視覚だけでなく、手触りによってこの製品のデザインの面白みを体感できるはずです。
また伝統を維持しつつグレードを上げるのがこのデザインの目的ですので、菊繋ぎのサイズを通常よりもかなり細かくして削っています。
当工房で通常行っている菊繋ぎ部分は201本のカットにより構成されていますが、サイズを小さくしたこのデザインでは355本のカットにより菊繋ぎが構成されています。
カット数がかなり多くなる上に、細かさも尋常ではなく、正確さも要求されます。
これにより、通常の菊繋ぎよりも遥かにグレードが上がったものになっております。
最初は言われないとわからないかもしれませんが、一度菊繋ぎの細かいサイズ感を感じてしまうとなかなか普通のサイズの菊繋ぎには戻れないかと思います。
ワイングラスということもあり、飲料の色がよく見えるために亀甲という全体が透けている文様を選んでおります。
口元は半円状に擦っており、口当たりが良くなるようにした結果の機能美となるものです。
10パターンほど口元を擦ってみましたが、この半円状が一番口当たりが良くなると断定したので、この形を採用しております。
最初にただのお水を飲んで頂きたいのですが、ただのお水が口当たりに明らかにおいしく感じるかと思います。
単純なデザインだけではなく、口当たり、手触りにも配慮したグレードを上げた良い仕上がりになったかと思います。
自分用、贈り物、お店のブランドイメージアップ等にご検討頂けると幸いです。
サイズ
口元直径φ60mm×高さH175mm
発送までの目安
3日
配送方法・送料
宅配便
1000円(追加送料:0円)
全国一律
全国一律
購入の際の注意点
当工房の切子は江戸切子の伝統的な手法である「手磨き」という今は数えるほどの工房でしか行っていない失われつつある技術を用いて磨いています。
一方、世の中には「酸磨き」という酸にガラスを浸けてガラス全体をボロボロに溶かしながら磨くものもございます。
カットのエッジまで溶かしてしまうため、切子本来のインパクトが薄れてぼやっとした見た目になるほか、手触りもよくありません。
そのような切子は「スポンジで優しく洗ってください」というような表記がなされているはずです。
当工房の切子はカット面を1本ずつ研磨して磨いておりますので、ガラス本来の強度は失われておらず、たわしでゴシゴシ洗って頂いても構いません。
私も自作の切子を8年ほど使っておりますが、欠けたりせずにずっと使えておりますので、強度に関しては一般的なガラス製品のレベルで問題ありません。
熱湯、電子レンジ、食器洗い機は他のガラス製品と同じように使用できませんのでご注意ください。
取り扱い方については工房のホームページにて詳しく解説しております。
切子の取り扱い方、使い方→https://www.kirikoshinkou.com/kirikoatukaikata.html