https://www.youtube.com/watch?v=Y1ncssOjYU8
動画もございますので、ご参考頂ければと思います。
切子工房 箴光(しんこう)ホームページURL:https://www.kirikoshinkou.com/
独立切子士 斉藤光が手掛ける切子。
創業100年以上を誇る江戸切子の工房で秘伝の手磨きの技術を体得し、生産性や採算が悪いことを考慮しても伝統を大切にし、本物の切子をユーザーに届けたいということで、当工房も手磨きの技術を大切に考えております。
伝統的なデザインを踏まえつつ、普通の江戸切子職人がやらないような面白いデザインを作ることを心がけておりますので、きっとあなたの心の琴線に触れるような良い作品が見つかるかと思います。
デザインした作品の種類も1つの工房が持つ作品数としてかなり多いです。
瑠璃(るり)と赤の2種類を製作しているので、一覧に欲しい色が無い場合はメッセージでご連絡頂ければと思います。
片方の色しか登録していないのは、両方登録すると作品数が何百となってしまうからです。
過去のプレミアムではないデザインのロックグラスの製品が3,000~4,000円ほど安くなったので、ギャラリーの他の作品もぜひご覧頂けると幸いです。
製品説明
猫じゃらしと柳をイメージして相互に交差するようにデザインしたグレードを上げている作品です。
柳(やなぎ)という発想が出てきたのは、デザインを考える同時期に「柳陰(やなぎかげ)」というお酒の存在を知ったところにあります。
江戸時代にみりんは甘味があるアルコールで、高級な飲み物として取引されていました。
そこで、安い焼酎と混ぜて飲んだのが「柳陰」というお酒です。
初期構想ではブドウ糖を含むみりんを絞って柳陰を抽出するイメージのデザインや、猫じゃらしの種をざるに取って脱穀して食用にするという部分をイメージしたデザインを考えておりました。
しかし、雑多なデザインになると感じましたので、猫じゃらしと柳の美しさを魅せるために、交差した中心部をそれらの線と沿うようにカットし、消し加工(擦りガラス状)を施しました。
これにより、デザインがスッキリまとまったのと、単純に磨いただけでは表現できない品の良さ、高級感をプラスしています。
柳の部分はかなり深めのカットを意図して入れています。
それにより、切子のエッジを指で感じ、圧倒的な手触りの良さを体感できる細工にしております。
手触りを出すための機能がデザインにつながる機能美となるものです。
また口元部分にも細工があります。
口元側に傾斜をつけて擦ることで口当たりがとてもよくなります。
この口当たりの良さは流行りの薄張り(うすはり)のグラスの口当たりとはまた別の種類の口当たりの良さがあります。
最初に使用される時にお水を飲んでほしいのですが、口当たりの良さによってお水がすごく美味しく感じるかと思います。
四角に擦る、色の部分を残さないで擦る、1mmの色を残しながら擦る、弧をつけて擦るなど、10パターンくらい口元を擦って口当たりを確認しましたが、最終的にこの半円状に擦った時が最も良いと思ったのでこれに決定しました。
人間が口当たりが良いと感じる時の要件を自分なりに洗い出して考察しました。
その要件を3つほど満たして形になっており、きっとご満足頂ける細工になっていると思います。
またこれも機能を追求した結果のデザイン、機能美に当たるものです。
猫じゃらしと柳の間には伝統的な菊繋ぎ(きくつなぎ)を施しました。
カットの難易度は非常に高く、作業時間も多くかかりますが、菊繋ぎを入れると仕上がりがとても綺麗になるので、このデザインに積極的に採用しました。
菊繋ぎは長寿、無病息災、高貴などの縁起の良い意味が含まれた日本の伝統的な文様です。
個人的にはこの型はかなり好みで、良い仕事が出来たと非常に満足しています。
口当たり、手触りにも配慮した職人の粋が詰まったこの作品をぜひお試し頂けたら嬉しく思います。
自分用、贈り物、インスタ映え、お店のブランドイメージアップにご検討ください。
動画もございますので、ご参考頂ければと思います。
切子工房 箴光(しんこう)ホームページURL:https://www.kirikoshinkou.com/
独立切子士 斉藤光が手掛ける切子。
創業100年以上を誇る江戸切子の工房で秘伝の手磨きの技術を体得し、生産性や採算が悪いことを考慮しても伝統を大切にし、本物の切子をユーザーに届けたいということで、当工房も手磨きの技術を大切に考えております。
伝統的なデザインを踏まえつつ、普通の江戸切子職人がやらないような面白いデザインを作ることを心がけておりますので、きっとあなたの心の琴線に触れるような良い作品が見つかるかと思います。
デザインした作品の種類も1つの工房が持つ作品数としてかなり多いです。
瑠璃(るり)と赤の2種類を製作しているので、一覧に欲しい色が無い場合はメッセージでご連絡頂ければと思います。
片方の色しか登録していないのは、両方登録すると作品数が何百となってしまうからです。
過去のプレミアムではないデザインのロックグラスの製品が3,000~4,000円ほど安くなったので、ギャラリーの他の作品もぜひご覧頂けると幸いです。
製品説明
猫じゃらしと柳をイメージして相互に交差するようにデザインしたグレードを上げている作品です。
柳(やなぎ)という発想が出てきたのは、デザインを考える同時期に「柳陰(やなぎかげ)」というお酒の存在を知ったところにあります。
江戸時代にみりんは甘味があるアルコールで、高級な飲み物として取引されていました。
そこで、安い焼酎と混ぜて飲んだのが「柳陰」というお酒です。
初期構想ではブドウ糖を含むみりんを絞って柳陰を抽出するイメージのデザインや、猫じゃらしの種をざるに取って脱穀して食用にするという部分をイメージしたデザインを考えておりました。
しかし、雑多なデザインになると感じましたので、猫じゃらしと柳の美しさを魅せるために、交差した中心部をそれらの線と沿うようにカットし、消し加工(擦りガラス状)を施しました。
これにより、デザインがスッキリまとまったのと、単純に磨いただけでは表現できない品の良さ、高級感をプラスしています。
柳の部分はかなり深めのカットを意図して入れています。
それにより、切子のエッジを指で感じ、圧倒的な手触りの良さを体感できる細工にしております。
手触りを出すための機能がデザインにつながる機能美となるものです。
また口元部分にも細工があります。
口元側に傾斜をつけて擦ることで口当たりがとてもよくなります。
この口当たりの良さは流行りの薄張り(うすはり)のグラスの口当たりとはまた別の種類の口当たりの良さがあります。
最初に使用される時にお水を飲んでほしいのですが、口当たりの良さによってお水がすごく美味しく感じるかと思います。
四角に擦る、色の部分を残さないで擦る、1mmの色を残しながら擦る、弧をつけて擦るなど、10パターンくらい口元を擦って口当たりを確認しましたが、最終的にこの半円状に擦った時が最も良いと思ったのでこれに決定しました。
人間が口当たりが良いと感じる時の要件を自分なりに洗い出して考察しました。
その要件を3つほど満たして形になっており、きっとご満足頂ける細工になっていると思います。
またこれも機能を追求した結果のデザイン、機能美に当たるものです。
猫じゃらしと柳の間には伝統的な菊繋ぎ(きくつなぎ)を施しました。
カットの難易度は非常に高く、作業時間も多くかかりますが、菊繋ぎを入れると仕上がりがとても綺麗になるので、このデザインに積極的に採用しました。
菊繋ぎは長寿、無病息災、高貴などの縁起の良い意味が含まれた日本の伝統的な文様です。
個人的にはこの型はかなり好みで、良い仕事が出来たと非常に満足しています。
口当たり、手触りにも配慮した職人の粋が詰まったこの作品をぜひお試し頂けたら嬉しく思います。
自分用、贈り物、インスタ映え、お店のブランドイメージアップにご検討ください。
サイズ
口元直径φ76mm×高さH90mm
発送までの目安
3日
配送方法・送料
宅配便
1000円(追加送料:0円)
全国一律
全国一律
購入の際の注意点
当工房の切子は江戸切子の伝統的な手法である「手磨き」という今は数えるほどの工房でしか行っていない失われつつある技術を用いて磨いています。
一方、世の中には「酸磨き」という酸にガラスを浸けてガラス全体をボロボロに溶かしながら磨くものもございます。
当工房の切子はカット面を1本ずつ研磨して磨いておりますので、ガラス本来の強度は失われておらず、たわしでゴシゴシ洗って頂いても構いません。
私も自作の切子を8年ほど使っておりますが、欠けたりせずにずっと使えておりますので、強度に関しては一般的なガラス製品のレベルで問題ありません。
熱湯、電子レンジ、食器洗い機は他のガラス製品と同じように使用できませんのでご注意ください。
取り扱い方については工房のホームページにて詳しく解説しております。
切子の取り扱い方、使い方→https://www.kirikoshinkou.com/kirikoatukaikata.html