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【豆本】源氏物語-末摘花(すえつむはな)第六帖-<む1-006>-紫式部

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こちらの品は発送までに10日前後のお時間をいただいておりますので、ご了承の上ご注文くださいませ。 与謝野晶子の訳による現代語訳ですが、与謝野晶子の生きた時代から約100年以上が経ており、それを現代語訳と申せるかどうかは読者に委ねます。原文よりは理解しやすいかと思います。 源氏物語<末摘花(すえつむはな)第六帖>-紫式部 <スリップケース入り> --*--*--*--*--*-- テキスト:青空文庫 翻訳者:与謝野晶子 本体サイズ:約H53×W45×D11mm ケース入りサイズ:H57×W48×D12mm 本 文:書籍用紙にレーザープリント 頁 数:113頁 表 紙:カラー印刷(レーザープリンター)のカバー仕様     内側の表紙はろうけつレザック/緑 ケース:赤厚手レザック 製 本:糸綴じ/ハードカバー/角背 --*--*--*--*--*-- 【源氏物語の概要】 紫式部の著した「世界最古の長篇小説」という評価を持つ「源氏物語」は、通常54帖よりなるとされる。写本・版本により多少の違いはあるものの、おおむね100万文字・22万文節400字詰め原稿用紙で約2,400枚に及ぶ。およそ500名近くの人物が登場し、70年あまりの出来事が描かれた長編で、800首弱の和歌を含む典型的な王朝物語である。物語としての虚構の秀逸、心理描写の巧みさ、筋立ての巧緻、あるいはその文章の美と美意識の鋭さなどから、しばしば「古典の中の古典」と称賛され、日本文学史上最高の傑作とされる。 【「末摘花(すえつむはな)」第一部・第六帖(源氏18歳春から19歳正月)の概要】 『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。第6帖。若紫の本の巻・並びの巻。源氏18歳正月頃~19歳正月。巻名は光源氏の歌「なつかしき色ともなしに何にこのすえつむ花を袖にふれけむ」による。 『源氏物語』に登場する女性の一人に対する通称。不美人でありながらも生涯光源氏と関り続けた女性の一人。「末摘花」とは、源氏がこの女性につけたあだ名で、彼女の「鼻が紅い」こととベニバナの「花が紅い」ことをかけたものである。「末摘花」から「若菜上」まで登場。  乳母子の大輔の命婦から亡き常陸宮の姫君の噂を聞いた源氏は、「零落した悲劇の姫君」という幻想に憧れと好奇心を抱いて求愛した。親友の頭中将とも競い合って逢瀬を果たしたものの、彼女の対応の覚束なさは源氏を困惑させた。さらにある雪の朝、姫君の顔をのぞき見た光源氏はその醜さに仰天する。その後もあまりに世間知らずな言動の数々に辟易しつつも、源氏は彼女の困窮ぶりに同情し、また素直な心根に見捨てられないものを感じて、彼女の暮らし向きへ援助を行うようになった。二条の自宅で源氏は鼻の赤い女人の絵を描き、さらに自分の鼻にも赤い絵の具を塗って、若紫と兄妹のように戯れるのだった。  常陸宮と呼ばれるれっきとした皇族の一人娘だが、後ろ盾である父親を早くに亡くし困窮していた。僧侶となった兄と国守に嫁いだ叔母がいるが、経済的な援助は見込めず、あばら家となった屋敷で年老いた女房たちと暮らしている。  極端に古風な教育を受け、頑固で一途、純真そのものの深窓の令嬢。源氏物語で最も細かく容貌を描写された女性で、美男美女ぞろいの源氏物語の中では異色の不美人である。「髪は素晴らしいが、座高が高く、やせ細っていて顔は青白い、中でも鼻が大きく垂れ下がってゾウのよう、その先は赤くなっているのが酷い有様」と酷評されている。 「表着(うわぎ)には黒貂(ふるき)の皮衣(かわぎぬ)、いときよらにかうばしきを着たまへり」と奇抜なファッションであるが、非常に高級なクロテン(セーブル)の毛皮に香を焚き染めて着ている事により、父宮ありし日の裕福さと亡き後の没落が見事に表現されている。  おとなしく実直な性格だが、滑稽なまでに古風で堅苦しく、世間知らずの面を露呈する。昔気質で気の利かない性質の為、引き取られてからも源氏を「こちらが恥ずかしくなる」と度々閉口させた。このように一見家柄以外に取柄のない彼女だが、頑迷さは純真な心の裏返しであり、源氏に忘れられていた間も一途に彼を信じて待ち続けた。それに感動した源氏によりその後二条東院に引き取られ、妻の一人として晩年を平穏に過した。
こちらの品は発送までに10日前後のお時間をいただいておりますので、ご了承の上ご注文くださいませ。 与謝野晶子の訳による現代語訳ですが、与謝野晶子の生きた時代から約100年以上が経ており、それを現代語訳と申せるかどうかは読者に委ねます。原文よりは理解しやすいかと思います。 源氏物語<末摘花(すえつむはな)第六帖>-紫式部 <スリップケース入り> --*--*--*--*--*-- テキスト:青空文庫 翻訳者:与謝野晶子 本体サイズ:約H53×W45×D11mm ケース入りサイズ:H57×W48×D12mm 本 文:書籍用紙にレーザープリント 頁 数:113頁 表 紙:カラー印刷(レーザープリンター)のカバー仕様     内側の表紙はろうけつレザック/緑 ケース:赤厚手レザック 製 本:糸綴じ/ハードカバー/角背 --*--*--*--*--*-- 【源氏物語の概要】 紫式部の著した「世界最古の長篇小説」という評価を持つ「源氏物語」は、通常54帖よりなるとされる。写本・版本により多少の違いはあるものの、おおむね100万文字・22万文節400字詰め原稿用紙で約2,400枚に及ぶ。およそ500名近くの人物が登場し、70年あまりの出来事が描かれた長編で、800首弱の和歌を含む典型的な王朝物語である。物語としての虚構の秀逸、心理描写の巧みさ、筋立ての巧緻、あるいはその文章の美と美意識の鋭さなどから、しばしば「古典の中の古典」と称賛され、日本文学史上最高の傑作とされる。 【「末摘花(すえつむはな)」第一部・第六帖(源氏18歳春から19歳正月)の概要】 『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。第6帖。若紫の本の巻・並びの巻。源氏18歳正月頃~19歳正月。巻名は光源氏の歌「なつかしき色ともなしに何にこのすえつむ花を袖にふれけむ」による。 『源氏物語』に登場する女性の一人に対する通称。不美人でありながらも生涯光源氏と関り続けた女性の一人。「末摘花」とは、源氏がこの女性につけたあだ名で、彼女の「鼻が紅い」こととベニバナの「花が紅い」ことをかけたものである。「末摘花」から「若菜上」まで登場。  乳母子の大輔の命婦から亡き常陸宮の姫君の噂を聞いた源氏は、「零落した悲劇の姫君」という幻想に憧れと好奇心を抱いて求愛した。親友の頭中将とも競い合って逢瀬を果たしたものの、彼女の対応の覚束なさは源氏を困惑させた。さらにある雪の朝、姫君の顔をのぞき見た光源氏はその醜さに仰天する。その後もあまりに世間知らずな言動の数々に辟易しつつも、源氏は彼女の困窮ぶりに同情し、また素直な心根に見捨てられないものを感じて、彼女の暮らし向きへ援助を行うようになった。二条の自宅で源氏は鼻の赤い女人の絵を描き、さらに自分の鼻にも赤い絵の具を塗って、若紫と兄妹のように戯れるのだった。  常陸宮と呼ばれるれっきとした皇族の一人娘だが、後ろ盾である父親を早くに亡くし困窮していた。僧侶となった兄と国守に嫁いだ叔母がいるが、経済的な援助は見込めず、あばら家となった屋敷で年老いた女房たちと暮らしている。  極端に古風な教育を受け、頑固で一途、純真そのものの深窓の令嬢。源氏物語で最も細かく容貌を描写された女性で、美男美女ぞろいの源氏物語の中では異色の不美人である。「髪は素晴らしいが、座高が高く、やせ細っていて顔は青白い、中でも鼻が大きく垂れ下がってゾウのよう、その先は赤くなっているのが酷い有様」と酷評されている。 「表着(うわぎ)には黒貂(ふるき)の皮衣(かわぎぬ)、いときよらにかうばしきを着たまへり」と奇抜なファッションであるが、非常に高級なクロテン(セーブル)の毛皮に香を焚き染めて着ている事により、父宮ありし日の裕福さと亡き後の没落が見事に表現されている。  おとなしく実直な性格だが、滑稽なまでに古風で堅苦しく、世間知らずの面を露呈する。昔気質で気の利かない性質の為、引き取られてからも源氏を「こちらが恥ずかしくなる」と度々閉口させた。このように一見家柄以外に取柄のない彼女だが、頑迷さは純真な心の裏返しであり、源氏に忘れられていた間も一途に彼を信じて待ち続けた。それに感動した源氏によりその後二条東院に引き取られ、妻の一人として晩年を平穏に過した。

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    【豆本】源氏物語-夕顔(ゆうがお)第四帖-<む1-004>-紫式部

    作家・ブランドのレビュー 星5
    無事届きました!4巻まとめ買い、一気に7巻までコレクションが増えて嬉しいです!今回も本当に美しい仕上がり…いつもありがとうございます。眺めても楽しいけど、読むのも楽しみです😆✨
    2022年3月5日
    by pome67
    緋珠璃庵(ひだまりあん)/吉祥さんのショップ
    緋珠璃庵(ひだまりあん)/吉祥からの返信
    レビューありがとうございます♪無事にお届けでき、安堵しております。 コレクションもだいぶ増えたようで、私も嬉しい気持ちです(^^) 実は私はほとんど眺めて喜んでいます、読む楽しみはついつい後回しになってしまいます(^◇^) こちらこそありがとうございます、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
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