ミモザの透明しおり

ミモザの日に合わせてふんわりかわいいミモザの透明しおりを作りました。 こんなサイズのしおり？ と思われるかもしれませんが、しおりを挟んだまま読むこともできますし、大きいので少々のことでは本から落ちることもありません。 使ってみたらこの意外な使いやすさが、きっとおわかりになると思います。 しおりのサイズは、文庫本や新書のしおりとして使いやすいよう、文庫本より少し小さいサイズで作ってます。 厚みは、年賀状よりは柔らかい薄さだけれど、ペラペラではなく、適度なコシがあります。 ミモザの黄色は鮮やかで、小さくて丸いフサフサが可愛くて。 その可愛さをもっと堪能したくて、しおり用画像をつくるとき、丸いお花を切り抜いて、周囲にとばしてみました。 ひとつづつ配置するのは結構めんどくさかったけど、そのかいあって、もっと可愛くなったと思うんですけど、どうでしょうか？ ミモザには、イギリスやフランスの春を感じさせるイメージがあります。 日本の春は桜、ヨーロッパの春はミモザ、そんな印象を持っていました。 植物園でミモザの写真を撮っていたとき、ふとプレートを見ると「ギンヨウアカシア」と記載されていて、不思議に思ってネットで検索してみました。 そうしたら「ミモザという植物はありません」と書かれていて、驚きでした。 本来、ミモザはオジギソウを指す言葉なんだそうな。知らなかった。 ギンヨウアカシアが本名で、ミモザは通称名、ということみたいです。 可愛くて、でも実は正式名称では呼ばれていないミモザで作った透明しおり。 私はコバルト文庫の「英国マザーグース物語」に使ってます。 ラブコメっぽいほのぼの系の可愛らしいお話かと思いきや、偽りの名前や隠された真実が！という萌えたっぷりの（でもやっぱりかわいい）お話にぴったりだと思って。 ももなの作ったミモザの透明しおり、あなたの愛読書にもいかがですか？