黒綸子地吉祥桐花葉紋　ロングジレ

《kisadropsの想い》 大胆・上品、のびやか・緻密、華やか・繊細、巾30数㎝の上質な絹織物の着物生地には、日本の美意識が息づいています。でも、持ち主の高齢化等で、多くが二束三文で扱われたり、ゴミとなっています。これまで培ってきた日本の美が粗末にされているようで、とても切ないです。 着物特有の柄や色使いを通して昔の日本人の美とこだわりの世界を、令和の世に鮮やかに再デビューさせたい。kisadropsの想いです。 ★特徴 大正か昭和初期のおめでたい席用の紋付の羽織をアップサイクルしたアロハシャツです。 黒の綸子地に、大胆に桐の葉と花があしらわれています。絞り模様のオレンジで描かれた大きな桐の葉が華やかな雰囲気を醸しています。綸子とは、生地に模様が織り込まれている手間のかかった生地を言います。このアロハに用いた生地は、まず、白い生地に桐の葉や花の模様を織り込んだ綸子生地を作ります。そして、部分的にその模様に沿って鮮やかな色を入れ、黒く染めています。贅沢な生地です。とにかく華やか、豪華、そして上品、おめでたい！です。 ボタンやリボンなどのないすっきりと羽織るデザイン、しかも長めの90㎝の丈で作っていますので、Ｉラインを強調した着こなしが可能です。また、薄手なので、ジャケット下に着ても着ぶくれしません。すっきりしたＩラインに生地の持つ豪華さと華やかさがプラスされ、人目を引くあでやかなロングジレです。 １枚の羽織からアロハシャツとこのロングジレをつくりました。世界に一つのロングジレです。