藍染ほたる縫い絞りストール

白地のストールの絞る場所に水で消えるペンで絞る場所を印付けて針と糸で縫っていきます。 縫って糸をきつく締めるとそこは防染の役割をして染まりません。柄の部分が全部できたら数時間水に浸しておきます。 軽く脱水してから全体を藍染液に漬け込んで染めが始まります。 生地を染料の中で泳がすように動かして途中で一度ギュッと絞ります。その後生地を広げて空気に触れさします。 また染料に漬け込んで同じ作業を繰り返しながら、染まり具合を見ていきます。 ある程度染まったら絞って空気に触れさし、最後全体を漬け込んで水洗いします。何度もすすいで軽く脱水して陰干しします。 生地が乾いたら染まっていない部分をチェックして さらに後日同じように手染めします。何度も染めていくことでだんだんムラがなくなり色合いも濃くなります。 染めが終わったら生地を陰干しして乾かして絞った部分の糸を解いていきます。 全部解き終わったら水洗いして、すすぎます。 その時にまたアクの成分が洗い流されて綺麗な藍の色味があらわれます。 軽く脱水して陰干しして、当て布を使ってアイロン仕上げします。 染色材料店の素材を使っております。 染めの年数は36年ほどになりますが、 およそ25年ほど前から徳島の藍農家さんの育てるすくもという染料を使ってさまざまな素材を手染めしております。 sustainable indigo dyes