作品名『光る月』　テクスチャーアート

※こちらは完売済みの展示作品です。 作品名『光る月』 月は自分で光れない。 それを知ったとき 子供の頃の私は とてもびっくりしました。 星たちもみんな 自分で光っていると 思っていたし 自分の中の当たり前が ひっくり返ったような なんだか切ない そんな気持ちになった 記憶があります。 もし、 月が自分で光ることができたら どんな色で光るのかな とてもきっと優しい、 可愛い色だろうな と 思った記憶。 月や星座が好きで 田舎の夜空は街灯がなくて とっても綺麗に星が見えました。 子供の頃に、よく母と夜空を見上げて あれがオリオン座で… なんて 図鑑で見て覚えた星座を 説明していました。 宇宙や惑星って きらきらしていて とってもワクワクします。 今は なかなか夜空を見上げられなくて 街灯の灯りで 星も見えないので 子どもの頃に見ていた夜空が とても懐かしくなります。 月は自分で光ることができないけど もし 光ることができたらきっと… そんな想像を キャンバスに形にしました。 作品名『光る月』 〈原画⁡サイズ〉 キャンバス・・・直径15cm 全面レジンコーティング 〈使用画材〉 アクリル絵の具 モデリングペースト レジン ・・・・・ matoiroのコンセプトは 『現実を彩る空想の世界』です。 私は子供の頃、空想の世界が大好きな女の子でした。 成長するにつれて 好きなものを好きだと言えなくなっていく。 でも自分の心に素直になって 好きなものを好きだと言えると すごくすごく楽しい気持ちになれました。 心の空白が埋まっていくのを感じました。 だから私は その気持ちと経験を絵にのせて 好きなものを好きだといえる尊さを 絵を通して伝えていきたいと思い、 絵を描いています。 心から好きなものを好きだと言えますように。