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CITIZEN Phynox シチズン フィノックス 1950年代 日本製 レディース ヴィンテージ 手巻き時計

23,000
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染みや傷が少なくありません。 それもそのはず。 戦後まもない1950年代の時計です。 この世代の時計は年月の長さもさることながら、 世代的な宿命としてハードに使いこまれていたり、 脆弱な防水性能やショック耐性などにより内外が損傷していたりと、 いまなお「時計」の体をなす個体がとても稀れです。 本品はフェイスやボディに少々ダメージも見られるものの、 実用品としてお使いいただけるコンディションを保っています。 むしろアンティーク然とした外観が本品の魅力でもあります。 精度も日差1分以内と、とても正確です。 ゴールドカラーのケース(ボディ)は、 たんなる金メッキ(GoldPlated)とは異なる、 14カラットの金張り(GoldFilled)で仕上げられています。 金メッキは溶液に浸して金の粒子を電気的に付着させる技法ですが、 金張りとは薄くのべた金をほぼ手作業で貼りめぐらせる、 いまではほとんど見られない高度な工藝技術をいいます。 製造から約70年後の現在も、ボディの輝きに翳(かげ)りは見られません。 ドーム型のガラスにも注目です。 表面に小傷があり、また製造時からの気泡や脈理(ばり=筋)も見られ、 平らなプラスティック風防に交換することも考えたのですが、 骨董のプロとしてこの二度と再現できない昭和の工藝硝子を 無にすることはできませんでした。 ぶ厚いガラスのレンズ効果で、 文字盤(フェイス)の中心がクレーターか火口のように、 弧を描いてくぼんでいるように見えます。 たまたまではありません。 そんな錯覚をおこすように設計されていて、 それが70年後の現在も効果を発揮しつづけているのです。 この時計がいまもなお「生きている」証拠です。 本品の魅力を堪能していただくため、 革と金属ーー2種類のベルトをお付けしたいと思います。 どちらも平成期のデッドストックで未使用品です。 ベルト交換が比較的容易な構造の時計です(工具も同梱)。 過ごした歳月がむしろ重厚な年輪となって美しく映える。 そんな味わい深い年代物(ヴィンテージ)です。 1950年代 日本製 17石 手巻きムーヴメント 文字盤直径:約14mm 本体:縦 約25mm (ラグを含む)    横 約19mm(リューズを含む) 重さ:約9.4g(革ベルト・尾錠を含む)    約17g(ブレスレットを含む) 腕まわり:約120mm〜160mm程度(革ベルト)      約165mm 強〜190mm前後(ブレスレット) ケース:14金張り 裏蓋:ステンレススティール ベルト:牛革(赤)、ステンレス(いずれも日本製) 注油・精度調整済み 日差:±30秒前後(平置) 外箱・取説等の付属品はありません ※数十年前に製造された骨董品(アンティーク)です。  新品のようにまっさらで無傷な品ではありません。  性能も現代の製品には劣ります。  返品・返金は受けつけておりませんので、 「購入時の注意点」を熟読のうえ、慎重にご検討くださいませ。  •———•———•———•———• *私たちがヴィンテージ時計をおすすめする理由* 懐中時計の時代から小型化や複雑化など、 めざましい発展を遂げてきた機械時計*。 クオーツ時計**の登場(1969年)により、 その様相は一変します。 (* **機械時計とクオーツ時計の違いについては、 『購入時の注意点』をご参照ください。) それまで職人が時間と労力を費やすことで獲得してきた「精度」。 それがテクノロジーの力で、 いとも簡単に実現してしまう時代が到来したためです。 手づくりの精密機械から、大量生産の電化製品へーー。 それは時計の定義や概念さえも覆る大転換期でした。 ここ数年は高級品を中心に機械時計への回帰が見られますが、 メカの設計自体がだいぶ簡素化したため、 復活や復権とは声高に言えない面があります。 かつて手作業が担っていたプロセスを、 プログラミングされた工作機が代替する場面も多く、 その違いはほぼ「別もの」といえるほど。 強度と使い勝手はやや増したものの、 手工芸品としての価値は下がってしまいました。 中世の昔から積みあげた知恵と匠みの結晶である、 かつての機械時計。 またその「王位」を継承するために、 あらゆる技術を投入して練りあげられた、初期のクオーツ時計。 私どもがお勧めしたいのは、 そんなふたつのタイプの時計たちです。
染みや傷が少なくありません。 それもそのはず。 戦後まもない1950年代の時計です。 この世代の時計は年月の長さもさることながら、 世代的な宿命としてハードに使いこまれていたり、 脆弱な防水性能やショック耐性などにより内外が損傷していたりと、 いまなお「時計」の体をなす個体がとても稀れです。 本品はフェイスやボディに少々ダメージも見られるものの、 実用品としてお使いいただけるコンディションを保っています。 むしろアンティーク然とした外観が本品の魅力でもあります。 精度も日差1分以内と、とても正確です。 ゴールドカラーのケース(ボディ)は、 たんなる金メッキ(GoldPlated)とは異なる、 14カラットの金張り(GoldFilled)で仕上げられています。 金メッキは溶液に浸して金の粒子を電気的に付着させる技法ですが、 金張りとは薄くのべた金をほぼ手作業で貼りめぐらせる、 いまではほとんど見られない高度な工藝技術をいいます。 製造から約70年後の現在も、ボディの輝きに翳(かげ)りは見られません。 ドーム型のガラスにも注目です。 表面に小傷があり、また製造時からの気泡や脈理(ばり=筋)も見られ、 平らなプラスティック風防に交換することも考えたのですが、 骨董のプロとしてこの二度と再現できない昭和の工藝硝子を 無にすることはできませんでした。 ぶ厚いガラスのレンズ効果で、 文字盤(フェイス)の中心がクレーターか火口のように、 弧を描いてくぼんでいるように見えます。 たまたまではありません。 そんな錯覚をおこすように設計されていて、 それが70年後の現在も効果を発揮しつづけているのです。 この時計がいまもなお「生きている」証拠です。 本品の魅力を堪能していただくため、 革と金属ーー2種類のベルトをお付けしたいと思います。 どちらも平成期のデッドストックで未使用品です。 ベルト交換が比較的容易な構造の時計です(工具も同梱)。 過ごした歳月がむしろ重厚な年輪となって美しく映える。 そんな味わい深い年代物(ヴィンテージ)です。 1950年代 日本製 17石 手巻きムーヴメント 文字盤直径:約14mm 本体:縦 約25mm (ラグを含む)    横 約19mm(リューズを含む) 重さ:約9.4g(革ベルト・尾錠を含む)    約17g(ブレスレットを含む) 腕まわり:約120mm〜160mm程度(革ベルト)      約165mm 強〜190mm前後(ブレスレット) ケース:14金張り 裏蓋:ステンレススティール ベルト:牛革(赤)、ステンレス(いずれも日本製) 注油・精度調整済み 日差:±30秒前後(平置) 外箱・取説等の付属品はありません ※数十年前に製造された骨董品(アンティーク)です。  新品のようにまっさらで無傷な品ではありません。  性能も現代の製品には劣ります。  返品・返金は受けつけておりませんので、 「購入時の注意点」を熟読のうえ、慎重にご検討くださいませ。  •———•———•———•———• *私たちがヴィンテージ時計をおすすめする理由* 懐中時計の時代から小型化や複雑化など、 めざましい発展を遂げてきた機械時計*。 クオーツ時計**の登場(1969年)により、 その様相は一変します。 (* **機械時計とクオーツ時計の違いについては、 『購入時の注意点』をご参照ください。) それまで職人が時間と労力を費やすことで獲得してきた「精度」。 それがテクノロジーの力で、 いとも簡単に実現してしまう時代が到来したためです。 手づくりの精密機械から、大量生産の電化製品へーー。 それは時計の定義や概念さえも覆る大転換期でした。 ここ数年は高級品を中心に機械時計への回帰が見られますが、 メカの設計自体がだいぶ簡素化したため、 復活や復権とは声高に言えない面があります。 かつて手作業が担っていたプロセスを、 プログラミングされた工作機が代替する場面も多く、 その違いはほぼ「別もの」といえるほど。 強度と使い勝手はやや増したものの、 手工芸品としての価値は下がってしまいました。 中世の昔から積みあげた知恵と匠みの結晶である、 かつての機械時計。 またその「王位」を継承するために、 あらゆる技術を投入して練りあげられた、初期のクオーツ時計。 私どもがお勧めしたいのは、 そんなふたつのタイプの時計たちです。

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購入の際の注意点

【時計のきほん】 時計には大きく分けて、 ・機械時計 ・クオーツ時計 の2種類があります。 機械時計とは電源(電池)を用いない、 ぜんまい仕掛けの精密機械のことです。 クオーツ時計は水晶の電圧効果で駆動する電子機器です。 ほかにも音叉時計•電磁時計•電波時計などがあります。 【機械時計の使いかた】 機械時計は手動でぜんまいを巻く手巻き時計と、 内部に備わるローター(振り子)がぜんまいを巻き上げる、 自動巻き時計とに分かれます。 手巻きは1日に1度(なるべく決まった時間に)、 指先でリューズを回してぜんまいを巻きあげてください。 自動巻きは人間の手首の動きを利用して動力を蓄える仕組みですが、 ゼロから巻きあげる機能ではないので、 はじめは手巻き時計のように手で巻いて始動させます。 機械時計は磁気に弱いという特徴があります。 テレビ・ラジオ・携帯端末・PCなど、 強い放電をともなう機器のそばに長時間放置すると、 内部が帯磁して精度が損なわれます。 帯磁した時計は専門店で磁気を除去すれば容易に回復しますが、 上記のような機器からは離して保管することをお勧めします。 また現代の時計にくらべて防水機能は劣ります。 たとえ防水をうたう時計であっても、 経年変化によりガラスや金属•ゴムパッキンなどの「水際」を守る部品に、 わずかな隙間が生じているかもしれません。 装着したままの遊泳や入浴は厳に避けてください。 また悪天候や本格的な洗顔のさいはいったん外すなど、 日常的に一定の配慮を必要とします。 【お手入れ】 機械時計は正常に動いていても2〜3年に1度は、 専門店でオーバーホール(分解整備)を受けるとよいでしょう。 定期的に内外の汚れを落とし、メカの潤滑油を保つことで、 故障を未然に防ぎ、寿命を長持ちさせる効果があります。 一見、正常に駆動している時計でも、 オイル枯れや古い油脂の固着が部品の損傷を招き、 大事にいたるケースがままあります。 水やりをしていない植物をご想像いただくと、 きっと近いものがあるでしょう。 クオーツ時計は同様のサイクルで電池交換をおこなってください。 クオーツのオーバーホールは5年ごとがおおよその目安です。 【古物(ヴィンテージ)•骨董(アンティーク)のあつかいについて】 どんなによい品であっても経年変化をまぬかれることはありません。 どんなに美しい人も加齢をまぬかれないのと同様です。 内外に「傷み」は生じるもの。 できるかぎりのメインテナンスを施してから お客さまのもとへ送り出すことを心がけてはおりますが、 現代の新品と同様のクオリティを期待されるお客さまに、 おそらく古物(ヴィンテージ)は向きません。 また往時は現代とは異なり、 製造者(売り手)がユーザー側に一定の「配慮」や「工夫」、 あるいは「自己責任」を求めていた時代です。 上記の磁気や湿気への気配りをはじめとして、 使用者が丁寧にとり扱うことを前提に製造された精密機器です。 とくに時計はかつて贅沢品であり、 代々引き継がれる「家宝」でもあったため、 大切に扱うのが〝一般常識〟と見られていました。 またそのようにつくられています。 時計がスポーツや冒険のツールとして用いられる時代以前の産物です。 用途そのものが違うとお考えいただくとよいかもしれません。 【アフターセールス】 一部商品を除き、故障時の保証は付帯しておりません。 修理は有償(実費)にて承ります。 その場合、送料は往路復路いずれも、 お客様のご負担となります。 あらかじめご了承くださいませ。 ※ご購入者さまには弊店の連絡先をお知らせしております。 また、すり替えや部品窃取といった、 近年横行するトラブルを回避する意味からも、 ご購入後の返品•返金のご要望は承れません。 故障やお困りごと、使用方法のご質問等につきましては、 どうぞいつでもお気軽にお寄せくださいませ。 対処法•解決策を見つけるお手伝いをさせていただきます。
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    RADO Florence ラドー フローレンス 1970年代 スイス製 レディース ヴィンテージ クオーツ時計

    作家・ブランドのレビュー 星5
    とても素敵な腕時計で大満足しています 状態も良く、サイズもピッタリでした 発送前に丁寧なご連絡もいただきありがとうございました 大切に使いたいと思います
    2024年9月28日
    by rimarin26
    solent (ソレント) さんのショップ
    solent (ソレント) からの返信
    この度はご購入いただき、まことにありがとうございました。 素敵だと思ってくださり、またサイズがぴったりとのこと ラドーにとっても素敵なパートナー様に出会えたのだと思います。 とても華やかな腕時計です。 どうぞ末永くご愛用くださいませ。 ご不明点やお困りごとは どんな小さなことでもご相談くださいませ。 ご縁に心より感謝申し上げます。
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    SEIKO Joyful セイコー ジョイフル 1972年 セイコー亀戸工場製 レディース ヴィンテージ 自動巻き時計

    作家・ブランドのレビュー 星5
    初めて買ったクオーツのヴィンテージを大切に使っています。 扱いもだいぶ慣れてきたので、 2本目で機械式デビューしました(*^^*) 前回もジョイフルだったので、ゼンマイのもジョイフルがあると知って親近感で衝動買い(笑) 交互に使っていきたいと思います! 今回もいろいろご指導ありがとうございました! また質問します✨よろしくお願いいたします😊
    2024年9月19日
    by ふらふら
    solent (ソレント) さんのショップ
    solent (ソレント) からの返信
    この度もご購入をいただき、 また丁寧なレビューもお寄せいただき、 心より感謝申し上げます。 初めのジョイフルはオーソドックスなクオーツ、 今回のジョイフルは個性的な機械時計と、 愉しいコンビがふらふら様の日常に 彩りをもたらしてくれるものと思います。 どんな細かいことでも小さなことでも、 どうぞご遠慮なくお尋ねくださいませ。 今後とも何とぞよろしくお願い申し上げます。
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    ROMAN ローマン 1950年代 スイス製 18金 レディース 手巻き時計

    作家・ブランドのレビュー 星5
    ベルトも綺麗で、動きも全然現役です。お手入れ用の布もつけてくださり、長くお手入れしていきたいです
    2024年9月14日
    by yue-9
    solent (ソレント) さんのショップ
    solent (ソレント) からの返信
    お買い上げいただき、 また嬉しいレビューをいただき、 心より感謝申し上げます。 長く使われずに眠っていたローマンも、 yue-9様に現代の世界へ呼び戻してもらって 感謝していると思います。 どうぞ末永くご愛用くださいませ。 ご不明な点やお困りごとなど、 いつでもご遠慮なくご一報くださいませ。 今後ともよろしくお願い申し上げます。
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