ビーズで小さな鏡を編みくるみ、カラスの羽と黒い花がぶら下がって揺れるブローチです。
●作品について
あるカラスの童話から着想をもらいました。
ーーー
あるとき神様は鳥たちを集めて、一番美しい者を鳥の王に決めるというお触れを出しました。
鳥たちは大慌てで、水辺で水浴びをして、もっと綺麗に見えるように身づくろいをしました。
一方、自分の姿は黒く醜いと思い込んでいたカラス。
水辺に落ちていた、いろいろな鳥たちの羽を見てひらめきました。
羽を拾い集めて身体中につけて、美しく飾ったのです。
集まる鳥たちは、色鮮やかなカラスを褒めそやし、神様も最も美しい羽を持つカラスを王様にしようとします。
ところが、鳥たちは見覚えのある羽が自分のものだと気付き、怒ってカラスから引き抜きました。
結局、カラスは真っ黒に戻っただけでなく、突っつかれて元の姿よりみすぼらしくなってしまいました。
(「おしゃれなカラス」より)
ーーー
このカラスを慰め、励ますアクセサリーを作りたい…!
それが今作のきっかけです。
真っ黒い姿だって素敵だよ
ありのままの自分を肯定してあげて
そんな想いで、身だしなみを整える鏡を贈りたくなりました。
カラスにはキラキラしたものを集める習性があるといいますから、キラキラの鏡に、さらにその縁をキラキラのビーズで飾ったら、カラスが喜んでくれるのではないでしょうか。
「ミラーワーク」といってインドの伝統的な刺繍がありますが、刺繍糸で刺繍しながら小さな鏡を縫いくるむ技法です。
そこからヒントを得て、小さな丸い鏡のパーツをビーズで編みくるんでみました。
ボタンカットが綺麗な黒とクリアのグラデーションビーズに、マットな黒の丸小・特小ビーズを組み合わせて、真円になるように試行錯誤しました。
※万が一鏡が落ちないように、あらかじめ鏡と土台のフェルトは接着しています。
カラスにもっと寄り添いたくて、お花も添えてみました。
それが、黒いポピー。
ポピーの花言葉は「いたわり」「思いやり」「恋の予感」など。
悲しい思いをしたカラスを、ポピーの花に「いたわって」「思いやって」もらいたかったのです。
そして、悲しい思いを乗り越えて前向きに自身と向き合っていけば、きっといいことがある…そう、たとえば新しい恋とか。
鏡の前でおめかしを楽しんでいれば、ポピーが「恋の予感」を運んできてくれるかもしれません。
このポピーは色と艶感にこだわりました。
美しい黒のことを「カラスの濡れ羽色」といいますが、そんな濡れたような艶感と透け感をレジン(樹脂)で表現しました。
花びらから一枚一枚作って、合体させて立体的な花にしています。
また、カラスの羽をよくよく観察すると青や緑に偏光して見えますが、今回のこの花も角度によってきらめくように、粒子のような細かい青のラメを入れました。
鏡の飾りも花も黒一色で統一することは、譲れないポイントでした。
「あなたの持つ色はそれだけでこんなに綺麗
楽しんでおめかししよう」
そうカラスに伝えたかったのです。
カラスもありのままの黒で勝負していたら、選ばれていたかもしれませんし、あるいは選ばれなくても「自分は自分」「みんなそれぞれ素敵」と思えたら、鏡をのぞいてニコッと笑える毎日があるかもしれません。
鏡で自分を見つめることは、時に勇気が必要です。
コンプレックスは皆抱えるものですが、それを他の誰でもなく自身が肯定して生きていくことが幸せに繋がっていくのではないでしょうか。
カラスの結末は悲しかったですが、そう教えてくれたと思うのです。
自分に自信がないとき、ちょっと勇気がほしいとき…
お守り代わりに、このブローチを身につけてみてはいかがでしょうか?
●素材について
ブローチ本体:フェルト、鏡
裏面:合皮
ビーズ:ガラス
花:レジン
羽根:生地(ナイロン)、刺繍糸
金具:真ちゅう(メッキ処理)
こちらもいかがですか?
●白鳥のイヤーカフ
→https://minne.com/items/41747269
●カラスのネックレス
→https://minne.com/items/42154707
●カラスのイヤーカフ
→coming soon
ビーズで小さな鏡を編みくるみ、カラスの羽と黒い花がぶら下がって揺れるブローチです。
●作品について
あるカラスの童話から着想をもらいました。
ーーー
あるとき神様は鳥たちを集めて、一番美しい者を鳥の王に決めるというお触れを出しました。
鳥たちは大慌てで、水辺で水浴びをして、もっと綺麗に見えるように身づくろいをしました。
一方、自分の姿は黒く醜いと思い込んでいたカラス。
水辺に落ちていた、いろいろな鳥たちの羽を見てひらめきました。
羽を拾い集めて身体中につけて、美しく飾ったのです。
集まる鳥たちは、色鮮やかなカラスを褒めそやし、神様も最も美しい羽を持つカラスを王様にしようとします。
ところが、鳥たちは見覚えのある羽が自分のものだと気付き、怒ってカラスから引き抜きました。
結局、カラスは真っ黒に戻っただけでなく、突っつかれて元の姿よりみすぼらしくなってしまいました。
(「おしゃれなカラス」より)
ーーー
このカラスを慰め、励ますアクセサリーを作りたい…!
それが今作のきっかけです。
真っ黒い姿だって素敵だよ
ありのままの自分を肯定してあげて
そんな想いで、身だしなみを整える鏡を贈りたくなりました。
カラスにはキラキラしたものを集める習性があるといいますから、キラキラの鏡に、さらにその縁をキラキラのビーズで飾ったら、カラスが喜んでくれるのではないでしょうか。
「ミラーワーク」といってインドの伝統的な刺繍がありますが、刺繍糸で刺繍しながら小さな鏡を縫いくるむ技法です。
そこからヒントを得て、小さな丸い鏡のパーツをビーズで編みくるんでみました。
ボタンカットが綺麗な黒とクリアのグラデーションビーズに、マットな黒の丸小・特小ビーズを組み合わせて、真円になるように試行錯誤しました。
※万が一鏡が落ちないように、あらかじめ鏡と土台のフェルトは接着しています。
カラスにもっと寄り添いたくて、お花も添えてみました。
それが、黒いポピー。
ポピーの花言葉は「いたわり」「思いやり」「恋の予感」など。
悲しい思いをしたカラスを、ポピーの花に「いたわって」「思いやって」もらいたかったのです。
そして、悲しい思いを乗り越えて前向きに自身と向き合っていけば、きっといいことがある…そう、たとえば新しい恋とか。
鏡の前でおめかしを楽しんでいれば、ポピーが「恋の予感」を運んできてくれるかもしれません。
このポピーは色と艶感にこだわりました。
美しい黒のことを「カラスの濡れ羽色」といいますが、そんな濡れたような艶感と透け感をレジン(樹脂)で表現しました。
花びらから一枚一枚作って、合体させて立体的な花にしています。
また、カラスの羽をよくよく観察すると青や緑に偏光して見えますが、今回のこの花も角度によってきらめくように、粒子のような細かい青のラメを入れました。
鏡の飾りも花も黒一色で統一することは、譲れないポイントでした。
「あなたの持つ色はそれだけでこんなに綺麗
楽しんでおめかししよう」
そうカラスに伝えたかったのです。
カラスもありのままの黒で勝負していたら、選ばれていたかもしれませんし、あるいは選ばれなくても「自分は自分」「みんなそれぞれ素敵」と思えたら、鏡をのぞいてニコッと笑える毎日があるかもしれません。
鏡で自分を見つめることは、時に勇気が必要です。
コンプレックスは皆抱えるものですが、それを他の誰でもなく自身が肯定して生きていくことが幸せに繋がっていくのではないでしょうか。
カラスの結末は悲しかったですが、そう教えてくれたと思うのです。
自分に自信がないとき、ちょっと勇気がほしいとき…
お守り代わりに、このブローチを身につけてみてはいかがでしょうか?
●素材について
ブローチ本体:フェルト、鏡
裏面:合皮
ビーズ:ガラス
花:レジン
羽根:生地(ナイロン)、刺繍糸
金具:真ちゅう(メッキ処理)
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→https://minne.com/items/41747269
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→https://minne.com/items/42154707
●カラスのイヤーカフ
→coming soon
サイズ
写真や項目「サイズや重さ」をご参照ください
発送までの目安
2日
配送方法・送料
クリックポスト
185円(追加送料:0円)
全国一律
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購入の際の注意点
●ご購入前の注意事項
お客様にできるだけご安心してお買い物していただくために、必ずお読みくださるようお願い申し上げます。
→ https://minne.com/@kara-kofu/letters/83169
・中に入っているのは鏡なので、強い衝撃を与えると割れる恐れがあります。ご注意ください。
・羽根はひとつひとつフリーハンドで手刺繍しています。また、黒い花もフリーハンドで成形しているため、個体差があります。ご了承ください。