空模様を伝え合う、ストームグラス(シルバー)

話題がない日も、とりあえず天気の話で繋がれる。 そんな気持ちで作りました🤭 卵形のストームグラスを覗き込めば、その時々で異なる形の結晶が見られます。 好きな人へ結晶の写真を送って、天気を想像し合うのも一興かと。 幸せを運ぶ青い鳥のチャームと、翼のついたハート型のガラスチャームをあしらいました。 以心伝心のおまじないを込めながら、セージを炊いた煙で浄化しております。 ◆ストームグラスの歴史と仕組み ストームグラスの明確な発明時期・発明家は不明ですが、ヨーロッパで18世紀には作られ、19世紀には実際に天気予報に使われていたとされています。特に当時は航海時の天気が生死に関わる問題だったことから、主に船の中で用いられました。気象学の開祖ロバート・フィッツロイは、航海時にストームグラスの詳細な記録を残し、後に彼の母国イギリスの漁村では「フ ィッツロイの嵐の気圧計」として配給されたりしながら、天気予報に使われていました。 【フィッツロイの観察による、天気予報】 ①ガラスの中の液体が透明ならば、天気は快晴である。 ②液体が曇っているならば、天候は曇り、雨が降るでしょう。 ③液体に小さな結晶があると、湿気が高くなるか、曇りとなります。 ④小さな星型の結晶がでて、ガラス曇ると、雷雨となるでしょう。 ⑤冬の晴れた日に液体に小さな星型結晶が出ていると、雪が降ります。 ⑥液体全体に大きなフレーク状の結晶がある場合は、温暖な天候か、雪で覆われる時期となります。 ⑦底に結晶がある場合は、霜となるでしょう。 ⑧上部に筋状の結晶があると、風が強くなります。 ストームグラスは、エタノールに樟脳を溶かしたものと、蒸留水に塩化アンモニウムと硝酸カリウムを混ぜたものを用意し、それを混合して作成されます。 温度変化により結晶の形が変化しますが、実際に天気予報の機能を果たしているかについて、明確な科学的根拠はありません。 参考サイト 小野昌弘(大阪市立科学館)「化学のこばなし：ストームグラス」 ◆ご注文前に注意点 ・結晶のでき具合は、使用される場所によって異なります。写真や説明書のような結晶が必ず見られる訳ではない点について、あらかじめご了承下さいませ。 ・過度な熱や衝撃により、破損の恐れや、ストームグラスとしての機能に支障が出る可能性がございます。通常の使用範囲で、大切にお取り扱いをお願いいたします。