今年の4月に開催された「minneのハンドメイドマーケット2018」。「minneのアトリエ 神戸」の作家活動アドバイザーの先輩・なおさんと「お互いに似合いそうなものを買って、プレゼントし合おう!」という約束をしました。私が選んだプレゼントを、なおさんはよく身につけてくれています。
緻密で丁寧なものづくり
・「sen」さんのミモザのブレスレット
たのしみにしていた「minneのハンドメイドマーケット2018」。自分用のアイテムを選ぶのはもちろん、誰かへのプレゼントを選ぶのもとてもたのしい場所でした。
なおさんの顔を思い浮かべながら、会場をぐるぐるとまわりました。「そういえば、ブローチやイヤリングをつけている姿はよく見かけるけれど、ブレスレットをつけているところは見たことがないかも…」。
会場内は魅力的な作品でいっぱい。目移りしてしまいましたが、ブース内でタティングレースを編まれているsenさんの姿をお見かけし、編み進める姿に思わずくぎづけになってしまいました。作品の繊細で女性らしい雰囲気も「なおさんにぴったりだ」と、一瞬で心奪われました。
気持ちが伝わる贈りもの
見れば見るほど、細かな手仕事に圧倒されるsenさんの作品。イエローとグリーンのコントラストが美しいミモザのブレスレットに決定しました。
タティングレースは平面の作品が主流ですが、独自の方法で立体的に仕上げています。植物をイメージすることが多いので、自然で、動きを感じられる作品を意識して制作しています。
「気に入ってもらえるかな~」とドキドキしながら、なおさんに贈りました。
「とてもうれしかったです。シンプルでつけ心地の良いブレスレットをさがしていたので、ぴったりだと思いました。1mmもないその結び目は、まじまじと見てしまうほど丁寧に結ばれており、作家さんの作品への想いを感じました。ミモザの黄色がコーディネートのアクセントにもなり、今の季節は特に大活躍です。時計やその他のブレスレットとの重ね付けもたのしんでいます」と、なおさん。なおさんにお似合いすぎて、私も思わず顔がほころびます。
ミモザのイエローはネイビーやグレー、ホワイトに良く映えますよね。シンプルなTシャツやワンピースと合わせてポイント使いするコーディネートもおすすめです。よろこんでいただけて、よかったです。
繊細ながらも、作品に対する愛情や熱い思いが伝わってくるsenさんの作品。私自身もこの作品に出会えてとてもしあわせな気持ちになりました。
会場ではありがとうございました。わたしも、もともとはかぎ針編みをしていたのですが、ある美しい作品に出会い、しばらく経ったあとそれがタティングレースだと知りました。空間的な作品と独特な編み方や歴史を知り、その魅力にどっぷりハマってしまったんです。