眺めているだけでたのしい刺繍
・「cookliroliro」さんの靴職人が作るブックカバー「新作」として発売されていたものを見て、ひと目惚れ。こんなキュートなデザインなのに、本革でつくられており、刺繍はすべて手作業でほどこされているという本格派です。その刺繍は見れば見るほど美しく「これは買うしかない!」と購入を決心。プロフィールを拝見して、本業は靴職人さんだと知り、さらに興味を惹かれました。
毎日持ち歩きたくなる理由
本をよく読むので、PVCやスエード、帆布など、さまざまな素材のブックカバーを持っていましたが、本革ははじめて。「重くないかな…」と不安だったのですが、まったくそんなことはなく、使い込むほどに手に馴染んでいく触り心地がクセになり、毎日持ち歩いています。見ているだけでハッピーな気持ちになれる、カラフルな刺繍もお気に入り。
横から見ると、こんな風に立体的な仕上がりになっているんです。バッグの中ではなく、手に持ったり、机の上に出して「これ素敵でしょう」と思わず誰かに見せたくなるブックカバーです。ちらりとのぞく栞紐にまでこだわり抜かれています。
そして、家でのまったり読書タイムは、ノートと鉛筆がおとも。鉛筆の先についたくま、こちらもcookliroliroさんが制作されている「えんぴつぼうし」という作品なんです。鉛筆に帽子をかぶせるという、ユニークな発想に脱帽です。今後の新作の予定をうかがってみました。
素敵な世界観に魅了され、実際に工房に取材でお邪魔しました。(「靴職人cookliroliroさん『日常をちょっとだけ特別に演出する靴を』」2018年11月27日公開)ファッションの一部のようにたのしむことができる、cookliroliroさんのブックカバー。今後の新作もたのしみです。