作品レシピ

目を奪うワンポイントに「ミニチュアの焼き鮭ピアス」

小さくて愛らしいミニチュアフードのアクセサリーをつくりましょう。今回ご紹介するのは、まさに「サーモンピンク色」が、春ファッションのアクセントになりそうな焼き鮭ピアスです。コーディネートのユニークなワンポイントにいかがですか?

レシピを教えてくれた人:「すまいる*工房」さん
「リアルだけど可愛らしい」をコンセプトにミニチュアフードを制作。「minneハンドメイド大賞2016」ではBENTO-Pierce(弁当ピアス)で特別賞を受賞。

https://minne.com/@smile-studio


用意するものはこちら

作業台(牛乳パックをカットしたものでOK)
カラースケール(パジコのもの。カラーチャートがセットでついてきます)
木工用ボンド
多用途接着剤
デザインカッター
細筆
綿棒
化粧用スポンジ
パテ(主剤と硬化剤)
塩ビ板(隙間がないか確認しやすい透明のもの)
モールドオイル(離型用のオイル)
シリコーンモールドメーカー
モデナ
モデナカラー(イエロー、レッド、チョコレート、ブラック)
アクリル絵の具(ホワイト、シルバー)
丸皿付きピアス


型をつくる

パテで原型をつくります。主剤と硬化剤を同量ずつとります。

主剤と硬化剤を混ぜ合わせたら、塩ビ板の上に置き、つくりたい鮭の厚みにします。

デザインカッターにモールドオイルを付けます。パテにくっつきにくくなり、作業しやすくなります。

デザインカッターで鮭の形にカットし、上の写真を参考に模様をつけていきます。

表面だけでなく、側面にも模様をつけるとリアル感がアップするのでおすすめです。


原型をシリコーンモールドメーカーで型取りします。


焼き鮭をつくる

鮭の粘土を用意します。モデナにアクリル絵の具(ホワイト)を混ぜ、カラースケールの配合で混ぜます。
左から順に、カラースケールF、D、Eです。

血合いの粘土を用意します。モデナにアクリル絵の具(ホワイト)を混ぜ、カラースケールの配合で混ぜます。
左から順に、カラースケールD、Aです。

鮭と血合いの粘土をそれぞれ丸めておきます。

鮭の粘土を型に詰め、取り出します。また、血合いの粘土を血合い付近に詰め、取り出します。

血合いの部分をそれぞれカットします。

カットした鮭と血合いを合体させ、型に詰め直します。

乾いたら取り出します。切り身のへこみに、モデナペーストとアクリル絵の具(ホワイト)を混ぜてつくった脂の粘土を筆で塗り、余分を濡らした綿棒で拭き取ります。

モデナカラー(ブラック)を薄く伸ばして皮をつくります。デザインナイフの持ち手の部分などを使って、皮の質感を出します。

皮を適当なサイズにカットし、木工用ボンドで切り身に貼ります。

アクリル絵の具(シルバー)をスポンジに取り、皮の上を軽く叩くようにして色をつけます。

アクリル絵の具(イエローオーカー、チョコレート、バーントアンバー)で好みの焼き色をつくり、スポンジで軽く叩くようにして焼き色をつけます。


仕上げる

丸皿付きのピアス金具に多用途接着剤でパーツを付けたら、焼き鮭ピアスの完成です。

リアルなのにかわいい!
「樹脂粘土で作るミニチュアフードのアクセサリー 」
今回ご紹介したレシピは「樹脂粘土で作るミニチュアフードのアクセサリー 」で詳しくご覧になれます。お弁当ピアスのほか、さまざまなミニチュアフードアクセサリーのレシピをご紹介していますので、手にとってご覧になってください。

この本を見る

なおレシピをご紹介いただいた、すまいる*工房さんのギャラリーでは、現在、さらに進化したよりリアルな鮭ピアスも登場しています。ぜひ、のぞいてみてくださいね。

ギャラリーはこちら


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