特集

【気になる画材】vol.1 全108色のグラフィックマーカー「ABT」

【PR】なんだか気になるあの画材を、実際に手にとって使ってみました。その特徴や使用感と合わせて、作家さんに画材を使った作品レシピもご紹介いただいています。ぜひ道具選びの参考に。

気になる画材「ABT」

今回ピックアップした画材は、老舗の文具メーカー「トンボ鉛筆」の水性マーキングペン「ABT」です。

ABTとは…
アートを彩る、全108色の水性マーキングペン。アートシーンを牽引するデザイナーたちに支持され続ける「筆+細字」のツインタイプは、本格的なイラストからハンドレタリングまで思いのままの表現が可能です。


早速使ってみました。


「欲しい色」に出会える

さらっと全108色というけれど、実際に並べてみるとこんなにたくさん!色味にこだわった本格的なイラストを描きたい人にもぴったりですね。ポップ、ガーリー、シックなどどんなテイストのアートにも対応できそうです。

ペン先は「筆」と「細字」のツインタイプ。筆ペンは、ほどよくハリがありつつ、しなるので味わいのある線を描くことができます。細字ペンは、細すぎない0.8㎜芯。グッと紙に押し付けても液だまりすることなく、するするとなめらかな線を描くことができました。


このカラーバリエーションなら絶妙に異なる色味がたのしめるので、表現に奥行きが生まれそうです。


美しい発色の水彩風の表現も手軽に

インクは発色のいい水性染料インク。水筆を使って水彩絵の具のようにも使えます。透け感があるような淡い色味もあっという間につくることができましたよ。上からさらに文字を書いても、それぞれの色がもつ美しい発色をたのしむことができました。

ABTには見慣れない無色ペンもあります。これはブレンディング(色を混ぜること)用で、異なる色同士を混ぜたり、ぼかしを簡単に加えることができます。ホームページや多色セットに同封の説明書に詳しい使い方が載っているので、初めての方も安心です。


作家さんにも使ってもらいました

普段、水彩で描いた原画を元にアクセサリーづくりをされている、minne作家のasheliaさんに、ABTを使って作品を制作いただきました。

ashelia
水彩で描いた原画をもとに、オリジナルアクセサリーを制作。繊細な色彩の組み合わせと美しい透明感が魅力。
https://minne.com/@ashelia

ABTの使用感はいかがでしたか?

下絵にABTで色を乗せ、原画を制作。

ashelia
ビビッドからパステルまでとにかく色展開が豊富なので、グラデーションなど繊細な色の移ろいをキレイに表現することができました。


ABTで色を乗せた部分をさらに水でぼかし、濃い色味で影を描く。


ashelia
水を含ませるだけで簡単に水彩画を描くことができるのも、とっても便利。重ねて描くことで生まれる濃淡も、どこか奥行きが出ているように感じました。これからの制作にもぜひ活用していきたいですね。

完成した作品は涼やかな色味が美しい「紫陽花アクセサリー」。水彩ならではのやさしい滲み、透け感の大人可愛いバレッタ・ピアスセットです。

ashelia
ABTは水性マーキングペンの中でもブレンディングしやすく、発色の美しさをそのまま身につけてたのしめるアクセサリーに仕上げることができました。

作品を見る

「アートをもっとたのしく身近なものに」をコンセプトに生まれたトンボ鉛筆のメディア「FUN ART STUDIO」では、さらに詳しく「紫陽花アクセサリー」の作品レシピを紹介いただきましたので、ぜひご覧ください。

作品レシピ記事を読む

ABTの詳細はこちら


まだまだ、気になる画材はたくさん。
定番の逸品から、ユニークな新商品まで、幅広くお届けしていきますので、次回もおたのしみに。

文 / 西巻香織 撮影 / 真田英幸

  • Xでポストする
  • Facebookでシェアする