特集

作家さんに「作業机」を見せてもらいました。

作家さんが日々向き合う机の上には、こだわりの道具たちが所狭しと並んでいます。次にここから生まれるのは、どんな作品でしょうか。5名の作家さんのアトリエを覗いてみましょう。

2017年にTwitterの募集企画としてスタートした作家さんの「#わたしの作業机」。2年ぶりに復活した今回は、5名の作家さんの作業机をご紹介します。次にここから生まれるのは、どんな作品でしょうか。

陶土ブローチと雑貨作家「merenda」さんの机



「日々色とりどりの作品が生まれる作業机。頭の中はいつも作品のアイデアでいっぱい。手にする人の笑顔を想うと制作が捗ります」

“心が和むかわいいもの”をコンセプトに、身につけるとなんだかワクワクするような作品を手がけるmerendaさん。ひとつひとつの作品に色付けする作業は特に集中してしまうそうで、気づけば何時間も机と向き合っているんだとか。

この机で生まれた作品

イラストレーター「まつもとゆり」さんの机


「机の上はシンプルですが、アロマオイルとおもちゃをPCの近くに置いています。黙々と作業をしているなかでふとした時に癒しを与えてくれるんです」

海やサーフガールをモチーフにしたイラストを手がけているまつもとゆりさん。作品は鉛筆画で描き下ろしたデザインをパソコンで彩色するため、手描き作業とパソコン作業をひとつの机で行なえるよう横長のテーブルを使っているそうです。

この机で生まれた作品

デザイナー「Pacotomy」さんの机


「作業をしていないときは何も置かず、作業時だけ、必要な道具のみを取り出して使用するようにしています。何度も何度も失敗や試行錯誤を重ねる机です」

革、紙、シルバーを使ったギフト用品や雑貨を手がけるPacotomyさんの作業机にはまだ色や柄のついていない小さな箱たちが並びます。デザインした模様を製版し、紙や革などにインクを落としてパターンを刷っているそう。

この机で生まれた作品

ポリマークレイ作家「ViviMono」さんの机


「普段使用しているポリマークレイを常に視界に入る場所に置くことで、インスピレーションが刺激され、お気に入りのデザインが生まれたりします」

海外発のオーブン粘土“ポリマークレイ”を使用したアクセサリーが人気のViviMonoさん。カラーバリエーションが豊富なポリマークレイを、色ごとに丁寧に収納された棚は圧巻です。

この机で生まれた作品

かばん作家「PUPU LAUKKU」さんの机


「金槌でガンガン叩いても問題のない、丈夫で頼れる机です。革を染めたり、ファスナーをつくったり、お客さまに手紙を書いたり……細かい作業はいつもここで行なっています」

10年以上使っていた机の脚を再利用し、ホームセンターで買ってきた天板と合わせてDIYしたというPUPU LAUKKUさんの作業机。パッと映える青い壁や、そこに掛けられた写真やイラスト、取り揃えられた道具たちは、どれを取ってもものづくりのヒントを与えてくれそうなこだわりを感じるラインナップです。

この机で生まれた作品

 


今後もminneとものづくりとでは、みなさんの「作業机」「お道具箱」を募集しております。「#わたしの作業机」「#わたしのお道具箱」(「#minneとものづくりと」をお忘れなく!)の投稿をお待ちしております。

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