気づけば増えているコレクション
いつも、愛猫との微笑ましいエピソードを話してくれる同僚がいます。名前は、あずーさん。その猫ちゃんは、「ようやく」ともに暮らし始めた、大切な大切な相棒なんだそう。
ずっと猫ちゃんを飼いたかったんですもんね。
あずーさん
そう。小さいころから、ずっと猫と生活をしてきたんですが、実家を出てからは、忙しさもあって、「自分の生活すらちゃんとできていないのに、猫のお世話なんて…」と諦めてたんです。だけどやっぱり「いつかまた猫と暮らしたいなあ」という気持ちが強くて。
それがコレクションに反映されているわけですね。
あずーさん
気がつけば猫のモチーフのものばかりを手に取るようになってたんですよ(笑)。
こんなにたくさんありますが、これは「ごく一部」なんだそうです。
集めるものに変化
身につけるものだけでなく、インテリアや雑貨類も多いですね。
あずーさん
ずいぶんたくさん集めましたね。ようやく夫が賛成してくれて、猫を飼いはじめたのが一昨年の末で、それからは猫がいたずらしちゃうので置きもの系は置けなくなっちゃったんですが…。代わりに、我が家の猫に似てる猫のグッズを探すようになったかなあ。
念願の猫ちゃんとの暮らしが始まって、本当によかったです。
あずーさん
ほんと、幸せです(笑)。
愛猫グッズを持ち歩く
ティッシュケースやボールペン、暮らしの中で実用的に使えるものたちですね。おや、このスマホケースの写真は愛猫「ルナちゃん」ですか?
あずーさん
そうそう。自分で撮った写真を使って「SUZURI」でスマホケースをつくりました。「グレーのボディに黄色い目」が特徴で。
そうか、じゃあこのティッシュケースはまさにそっくりなんですね!
あずーさん
ぴったりの組み合わせでひと目惚れしちゃいました。本当にそっくりで。このカレンダーは、猫に興味なんてちっともなかった夫が、ある日突然買って帰って来てくれて。
旦那さんも、ルナちゃんの虜になっちゃったんですねえ。
あずーさん
ね、そういうことかもしれません(笑)。
猫ちゃんモチーフのタッセルピアスはめずらしいですね
あずーさん
これも本当に気に入っていて。台紙として使われていた猫トランプもかわいくってずっととってあります。
これは捨てられないですね…とってもかわいい。名前が入っている壁掛けは、以前も紹介させてもらったオーダーメイド作品ですよね。
あずーさん
そうなんですよ。写真を送って描いてもらったんですが、細かい毛並みまでしっかりと表現されていて、もう届いたときの感動といったら。
やっぱり「ひとつしかないもの」ってうれしいですよね。
あずーさん
本当に。
蝶ネクタイの猫ちゃんは、オーダーメイドで額をつくってくださったchipieさんのもの。
ブローチも、それぞれ個性があって。
あずーさん
普段から身につけられるように、猫モチーフでもなるべくシックなデザインのものを選ぶようにしてますね。洋服にも合わせやすい黒色が多いです。
集めて飾る
「minneハンドメイド大賞2017」で出会ったという、クマゲラ工房さんの作品。
これは、クマゲラ工房さんのシリーズですね。アクセサリートレイとフラワーベースになってる。
あずーさん
愛らしいのにインテリアに馴染むような落ち着きがあって、同じ猫でも作品によって表情が違ったりするのも魅力ですね。
木彫りのねこちゃんも、たくさん集めましたね。
あずーさん
はじめてファンになった作家さんで、実家の猫に似ている「茶トラ」を買ったのがきっかけでした。オーダーメイドのものも含めてすこしずつ集めているんです。
並べると、またかわいい。みんな、キリッとした目元なのにー。
あずーさん
すごくほっこりしますよね。
ほんと。ほっこりですね。
・「bunipuni」さんの木彫り人形ねこ
やっぱり、やめられないコレクション
猫ちゃんへの想いが募って集め始めたコレクションでしたが、猫ちゃんをおうちに迎えて、さらに加速しているかもしれませんね(笑)。
あずーさん
たしかに…今では「うちの子に似てる子はいないかしら」と探している毎日ですね(笑)。
猫ちゃんに囲まれて幸せそうなあずーさんを見ていると、なんだか…こちらまで幸せな気分です。
あずーさん
それはそれは。猫って意外と…偉大なのかもしれない(笑)。
アズー
minneのスタッフ。休日はお気に入りのソファに寝っ転がりながら録りためたドラマを見ています。
取材・文 / 中前結花 撮影 / 真田英幸
【連載】コレクターズ
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