特集

クリスマスのおたのしみ。みんなで分けたい「お取り寄せケーキ」

クリスマスの定番「シュトーレン」、そして甘酸っぱい木苺のケーキと、何層にも重ねられたミルクレープ…。特別な夜だからこそたのしみたいデザートたちを、今日は3つも取り寄せてみました。じっくり味わった感想をぜひ参考にしてみてください。ナイフを入れて取り分ければ、“クリスマスのおたのしみ”のはじまりです。

テーブルの主役になるケーキ



今年も、残すところあと半月。そしてイベント目白押しのシーズンへと移っていきます。クリスマスの準備は万全でしょうか?ご家族や恋人、友人と過ごす人も、お仕事をがんばる人も。特別な夜は、存分に自分を甘やかすことができるようなデザートを用意してみてはいかがでしょうか。

クリスマスと言えば「シュトーレン」



クリスマスの定番と言えば、ドイツとオランダの伝統菓子「シュトーレン」。オレンジピールやナッツが練り込まれた生地は歯ごたえもたのしく、頭から被った真っ白な粉砂糖は、まるでどこかの雪景色のようです。

 
今回取り寄せたのは、パン職人であるブランジェカイチさんがつくる、栗たっぷりのシュトーレン。カッティングボードに乗せただけでふんわりとただよう、リキュールのいい香り。


ザクザクとナイフで切り分けたあとは、フォークでしっとりといただきます。渋皮栗、栗の粉、栗リキュールを使用したという、まさに「栗づくし」の逸品は“贅沢”のひとこと。リキュールの香り、そしてドライフルーツやナッツも上品なアクセントになっていて、大人がぱくぱくとつい頬張ってしまう「美味さ」が口の中いっぱいに広がります。

 

ブランジェカイチさんの「秋の味覚 プレミアム栗のシュトーレン」

パリパリ食感の「ミルクレープ」


まあるいドーム型が美しいミルクレープは、パティシエ・La Vigneさんが一枚一枚丁寧に焼き上げた、カスタード生クリームたっぷりのこだわりのひと品です。


崩れぬよう、ナイフをゆっくりと刺し入れると、なんと表面はパリッパリ。実は、このミルクレープ、クレーム・ブリュレ仕様になっているのです。バーナーを使って、まさにベストな塩梅で焦がされた表面を、さらに香ばしいパリッパリの焦がし砂糖衣で覆うというこだわり具合。程よい苦味と、中からあふれるバニラビーンズたっぷりのカスタードの相性といったら。ぜひ、実際に味わってみてください。

La Vigneさんの「クレームブリュレ・ミルクレープ」

たっぷり木苺の「レアチーズケーキ」

甘酸っぱい木苺の香りが、ふわっと鼻をくすぐり、思わずこのままフォークでいただいてしまいたくなるような、ハートフォルムのホールケーキ。よく見ると、愛らしいリボンまでほどこされています。



ビスキュイで包まれた中身は、北海道産の高級カッテージチーズと生クリームをふんだんに使ったレアチーズケーキになっていて、底面はなんとザクザクのタルト生地。うっとりとしてしまうようなキュートな見た目に負けず、口に入れても「ああ、おいしい…」と声が漏れてしまう仕上がりになっています。

洋菓子店カサミンゴーさんの「木苺レアチーズケーキ」

特別な夜は、特別な甘さを。



編集部で分け合いながら、おいしく完食。「木苺の食感がいいね」「クレープのパリパリは何度も食べたくなる!」と口々にうれしいコミュニケーションが生まれていました。

もうすぐやってくるクリスマス、大切なひとや、大切な自分のために、ぜひ甘くて贅沢なご褒美を用意してみてください。素敵なクリスマスを。
 

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取材・文 / 中前結花 撮影 / 真田英幸

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