特集

思い出のminne vol.1「2人で選んだお揃いのお茶碗」

SNSに投稿いただいたエピソードをご紹介する連載企画「思い出のminne」。みなさんの作品との出会いや、大切な思い出をうかがっています。初回は、夫婦になって初めて購入した「お揃いのお茶碗」のお話です。

岡山県にお住いの、まるぺさんから寄せられた投稿です。

夫婦のお茶碗探し

結婚して新しい生活をはじめたとき、わたしたち二人が持ち寄ったのは、これまでの暮らしで愛用していた器。
当然、色や形はばらばらです。
「これから、すこしずつ揃えていこうね」
そんな話をしていました。

ところが、「あれ?」
なんと、ふたりとも「お茶碗」を持っていなかったことに気がついたのです。

さっそく、お揃いのお茶碗探しがはじまりました。

毎日使うものですから、せっかくなら、「ふたりが気に入ったものを」と考えていましたが、夫には想像以上にこだわりがあったようで、お店を何軒もはしごすることに…。

これだ!というものに巡り会えないまま、
やがて、お茶碗なしでも食卓が成り立つようになってしまっていました。

そんなとき、minneでふと「お茶碗」を探してみたのです。
そして出会ったのが、m.m.d.さんのカラフルなお茶碗でした。

イラスト:yukayanuma
夫は「水色がいい!」と即答。
せっかくなら色違いのお茶碗を並べたいという思いから、
わたしの色は夫が選んでくれた黄色(黄彩)に決まりました。

届くまで、そわそわと待ち遠しい毎日でした。
作家さんとのメッセージのやり取りがとてもうれしかったことを、今でもよく覚えています。

お茶碗が届いた日のことも忘れません。
手に取ってみるととっても軽くて持ちやすく、そのやさしくて美しい色には感動しました。食洗機で洗ってもいい。棚にも収納しやすい。
使い手にとってもやさしいお茶碗です。


食事のたびに、思い出す


今では、わが家の食卓に欠かせないお茶碗。
「素敵な器に、めぐり会えてよかったね」
と食事のたびに言ってしまうわたしに、夫はいつも頷いてくれるのです。

娘が生まれ、「もうひとつ新しい色を買い足そう」と考えるのがたのしいこの頃です。

エピソードに出てきたお茶碗

m.m.d.さん
素敵なエピソード、ありがとうございます。他の器との組み合わせがたのしくなるよう「ほんの少しの非日常」を感じられるデザインにもこだわっているので、ご夫婦でお使いいただけていることは、とてもうれしいです。大きさや手触りはお客さまに寄り添ったものを、と心掛けているので、「愛用している」という声が何よりも励みになります。
これからも末永くお使いいただけることを心より願っています。

 
次回の思い出のminneもおたのしみに。

 
今後もminneとものづくりとでは、みなさんの「思い出のminne」を募集しております。Twitter または Instagramにて、ハッシュタグ「#思い出のminne」「#minneとものづくりと」を付け、作品のURLと思い出エピソード、さらに使用風景などのお写真を付けてご投稿ください。
詳細はこちら今回の投稿はこちら

記事のイラスト: yukayanuma
イラストレーター。「暮らしにイラストレーション」を取り入れることで、いつもの毎日が少し、素敵になったらいいな、という想いで作品をつくっています」。
https://minne.com/@yukayanuma

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