作り手は、nonotononoさん
nonotonono
日常からインスピレーションを受け、「こんなのがあったらいいな」をコンセプトに、刺繍やかぎ編みなど、さまざまな手法で作品を制作。
https://minne.com/@nonotonono
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nonotononoさんの作品は、すっきりとしたフォルムと美しい色使いが特徴。糸やビーズ、毛糸など、使う素材はさまざまです。もともと「つくる」ことが好きで、趣味が高じて今に至るのだそう。
nonotonono
もともと趣味でかぎ編みをしたり、洋服などをつくってたのしんでいました。友人から「作品をつくってイベントに参加してみたら?」とすすめられ、人見知りのわたしはドキドキしながらもハンドメイドの世界へ飛び込みました。自分がつくった作品で喜んでもらえたことがとってもうれしくて。もっともっとつくってみたくなったんです。
日常を彩る作品を
日常のふとした瞬間やお散歩の風景にインスピレーションを受け、作品を制作されているnonotononoさん。「普段使いしやすいこと」を大切なポイントにされているといいます。
nonotonono
「シンプルだけどかわいい」をテーマに、わたしが「つくりたい」「ほしい」と思ったものをかたちにしています。コーディネートにひとつ、色彩の綺麗なものがあると気分が上がるので、色味は華やかなものを。だけど、サイズ感やフォルムのバランスをみて、個性的になり過ぎないよう「合わせやすさ」にこだわってデザインをしています。
使用する糸やビーズは自身の目で見て、触って、これだと思ったものを厳選して使用。素材にこだわることで、つくる時間もよりたのしく、かけがえのないものになるそう。
そんなnonotononoさんの、この春の新作をご紹介します。
新作は、ビオラのピアス
nonotonono
わたしは普段からお花が好きで、昨年からは寄せ植えやドライフラワーをつくり始めるほど。お出かけをした際には自然とお花屋さんに目が向くのですが、そんなある日、まさにお花屋さんで目が合ったのがビオラでした。色鮮やかで、グラデーションが美しいお花に心を奪われ、これをアクセサリーにしてみようと思ったんです。
花びらのグラデーションを糸で自然に表現するために、刺し方や色を変えたりと何度も調整をし、完成。「縫った周りの布を裏側へ折り込むことで、刺繍がふっくらとし、立体感と同時にかわいいらしさが増しました」とnonotononoさん。
春コーディネートの差し色にもぴったりな、ビオラのピアス。現在は全4色のカラーバリエーションで展開されています。
nonotonono
どの色味も、お花をじっくり観察したり、図鑑やインターネットを参考に試行錯誤してやっと辿り着いたものです。小さいながらもほどよく存在感のあるピアスになっています。また、耳への負担が少なくなるよう、なるべく軽く仕上げています。ぜひ手に取っていただけたらうれしいです。
最後に、記事を読んでくださったみなさんに向けてメッセージをいただきました。
nonotonono
わたしの作品を手に、ほっこりと笑顔になってくれる姿を思い浮かべながら制作をしています。日常にそっと色を添えられるようにこれからも頑張っていきたいです。
「つくること」はわたしにとって、とてもたのしくて幸せなこと。その幸せを分けていけるようにこれからもものづくりを続けていきたいと思います。
「つくること」はわたしにとって、とてもたのしくて幸せなこと。その幸せを分けていけるようにこれからもものづくりを続けていきたいと思います。
連載「新作おしえて」はSNS連動企画です。minne作家のみなさんは、TwitterまたはInstagramにて「#新作おしえて」「#minneとものづくりと」の2つのタグをつけ、新作画像と作品URLをつけてぜひご投稿ください。
取材・文 / 西巻香織