気づけば増えているコレクション
小さいころ、わたしが夢中で集めていたもの。それは、「セボンスター」(カバヤ食品)という玩具菓子のおまけ。キラキラと光る大ぶりのプラスチック製アクセサリーたちに心を奪われ、ひとつひとつコレクションを増やしては、惚れ惚れとため息をついていました。
並べているだけでは飽き足らず、ペンダントを自分で指輪やブローチに改造したことも。
10代の頃は、背伸びをして華奢なリングに憧れもしましたが、それからずいぶんと大人になった今、わたしが大好きなのはやっぱり「大ぶり」のアクセサリーたち。
特にリングは、指に通して眺めているだけで、みるみるご機嫌になる自分を感じます。手もとに華やかさとインパクト
社会人になったばかりの頃は、「リング」になにか特別な意味合いも感じていて、自分へのご褒美として奮発するときや、記念日に贈ってもらうもの、だと考えていたところもありました。しかし今では「自分を上機嫌にするために手を飾るもの」として、高級なブランドのものよりも「見たことがない!」「ほかにはない!」というデザインとの出会いを日頃からたのしんでいます。
minneでいちばん購入するのも、やっぱりリング。カーテン越しの陽にかざしては、「いいなあ」「素敵だなあ」と眺めています。
逆に、パーツを選んであんさんにオーダーさせてもらったリングは、水晶なのでとっても重い(笑)。パソコンで原稿を書く仕事が多いため「今日つけていると、困ったことになるぞ」と、自分でもわかっているのですが、このデザインが好きで好きで、ついついやっぱり身につけてしまうほどのお気に入りです。
旅先での出会い
旅先でも、ついついリングをさがしてしまうのがクセに。このメディアでも何度かご紹介している、福岡のマテリアルショップ「Dua」では、立ち寄る度たくさんのリングにひと目惚れしてしまうので困ったものです。左の4つは仕事で福岡に訪れた際に購入したもの。
右のタッセルリングは、横浜の中華街で数百円で購入したものですが、ピングとゴールドの組み合わせといい、タッセルの揺れ方といい。本当にお気に入りで、ずいぶんと永く愛用しています。
旅先から戻って、「コレクション」としてケースに加えるのもまた、最高にうれしい瞬間です。
シーンを選ばない優等生リング
わたしのコレクションの中でも、めずらしくシーンを選ばず身につけられるのが、この4つ(笑)。左奥の細身のリングは、誕生日でもなんでもない日に突然、友人が贈ってくれたもので、「どうして?」と尋ねると、「そういう気分」と言ってくれたのが、すごくうれしくてよく覚えています。
見せるより、見つめるもの
なかなか思うように外出が叶わない今も、原稿を打ち込み続ける手もとのリングとネイルは、わたしに力を与えてくれます。リングはきっとわたしにとって、ネックレスやピアスのように「見せるもの」ではなく、「わたしが見るもの」なのかもしれません。
リングのおかげで、今日もわたしはとっても上機嫌です。
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