作品レシピ

和の風合いをたのしむ「小箱のラッピング」

マッチ箱のように、横にスライドさせて開閉する、小箱のラッピングテクニックをご紹介します。千代紙と紙紐を使い、ちょっぴり和風に仕上げれば、さり気ない贈りものにも特別感を演出することができますよ。(シモジマ 「STYLE WRAPPING vol.07 Match box world」)

レシピ提供・撮影:「日高麻由美」さん
東京生まれ。会社員を経て日本ディスプレイスクールにて店飾デザインを学んだ後、企画会社にてラッピングを中心に販売促進を担当。現在はフリーランスとして企業や商工会議所等でラッピング提案・指導を務める一方、書籍の執筆などを行う。暮らしの中でたのしむ、さまざまなアイディアラッピングを得意とする。
 
用意するものはこちら

・箱
・千代紙
・色画用紙
・はさみ
・テープ
・両面テープ
・薄葉紙
・紙紐
・ペン
・パンチ


引き出しをつくる

まずは箱の引き出しとなる部分をつくります。箱の内寸に合わせて上下左右に4枚(箱の左右の側面を覆うサイズ+1~2cmを2枚、箱の表面から内側にかけてを覆うサイズ+1~2cmを2枚)の千代紙をカットします。

箱の左右の側面に千代紙をかぶせ、箱にテープでとめます。

手前の千代紙を箱の底面に敷き、手前側面をかぶせ、裏でテープでとめます。

箱を裏向きにしたあと、底の角に千代紙を合わせ両面テープで貼り、残った側面にかぶせます。


裏からかぶせてきて余った紙は、敷いた底の千代紙の下に入れ、テープでとめます。

スリーブをつくる

次にスリーブをつくります。箱の横幅×箱1周+3〜4cmの色画用紙を用意し、箱を裏向きに置きます。

箱の手前端に画用紙の端を合わせ、箱の角で折ります。強く巻きすぎないように注意しましょう。

画用紙を折るときは、箱の角に合わせて筋をつけてから紙を折ると、角がきれいに折れます。

一周した画用紙を両面テープで張り合わせます。

箱を表向きにし、箱のサイズより少し小さくカットした千代紙を画用紙の上に両面テープで貼ります。

薄葉紙をカットしてクシュっとさせて、ギフトを入れます。

紙紐を縦に掛け、固結びをしたら、できあがり。

短冊メッセージを添えて

和テイストで贈るメッセージアイデアをご紹介します。蛇腹状に折り畳んだ千代紙にメッセージを書き、こより代わりに紙紐を通せば、趣のある短冊風のメッセージカードに。
クラフトバッグなどシンプルな素材との相性も抜群ですよ。

千代紙を裏向きに2回折ります。

折った紙を広げ、折り筋に沿って、すべてが表向きになるよう蛇腹状に折り直します。

パンチなどで穴を開けます。

裏にメッセージを書き、紙紐を通します。

できあがり。

千代紙と画用紙の色合いの組み合わせもたのしみながら、ぜひ自分だけのラッピングにチャレンジしてみてくださいね。

 

STYLE WRAPPING
今回ご紹介したレシピは、シモジマのウェブサイト「STYLE WRAPPING」で詳しくご覧になれます。シーズンに合わせたさまざまなラッピングテクニックが紹介されていますので、ぜひご覧ください。また、ラッピングにぴったりな資材がそろうシモジマのギャラリーページも合わせてチェックしてみてくださいね。
STYLE WRAPPINGを見る
※シモジマのサイトへリンクします
 

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