魅力をプラスしてくれる選び方
ちょっとシックで大人っぽい。季節を問わず、シンプルな装いがよく似合う同じ編集部の同僚・せんせい。「見た目が“先生”っぽいから」というニックネームの通り、いつも身なりも清潔感があって、さりげなくおしゃれ。ついつい、身につけているアクセサリーにも目がいってしまいます。
アクセサリーも落ち着いた色味のものが多いですね。
せんせい
そうですね。それ単体で「よく目立つ」というよりも、洋服と合わせたときに、より落ち着いた印象をプラスしてくれる淡いグリーンだったり、掛け合わせるコーディネートによって、印象を変えてくれるパールだったり。
組み合わせ次第で、いろんな魅力を引き立たせてくれるようなアイテムなんですね。
せんせい
うん、そういうものが好みですね。今日は、その中でも夏に身につけたいものを中心に用意してきました。
深みのある大人のグリーン
せんせいのイメージを色で表現するとしたら「グリーン」だと思うんです。特に、こういう深いモスグリーンのような、ビリジアンのような。
せんせい
へえ。でも、グリーンはパキッとしたものから、くすんだようなものまで、たしかに大好きですね。右端の丸いリングは、まさにこの「深み」に惹かれて購入したものでした。
ちゃんと手元のアクセントになるんですが、主張しすぎず、ほかのアクセサリーとも相性がいいですね。
ちゃんと手元のアクセントになるんですが、主張しすぎず、ほかのアクセサリーとも相性がいいですね。
協調性。まさしく「大人な」アクセサリーですね(笑)。同じグリーンでも、こっちのリングは、鮮やかで印象的ですね。
せんせい
そうそう。これはガラスみたいな奥行きのあるグリーンが連なっているのが気に入っています。発色がいいから、夏の差し色にも重宝しますね。
ジグザグのピアスも個性的なデザインですけど、身につけるとすごく上品ですよね。
せんせい
これもやっぱり、この落ち着いたオリーブのようなカラーのおかげかな。夏のモノトーンコーデとの相性も抜群だから、これからの季節、今年も重宝しそうです。
・「ne-yu」さんの「ジグザグピアス」
淡い色味やくすみが、涼やかさを演出
同じグリーンの系統でも、この3つは、すこしブルーと混ざり合ったようなカラーたちですね。淡いカラーは丸いフォルムもあいまってか、ぐっとキュートに見えます。
せんせい
たしかに。特にこの時期は涼しそうにも見えていいですよね。右端の多角形のピアスは、このくすみ感が本当に気に入っていて。マーブル模様が爽やかだし、これも夏の装いによく合いますね。
・「inu udon」さんの「多角形ピアス」
スパンコールとビーズの組み合わせは、ちょっとフェミニンな印象です。
せんせい
きれいな水色と、オーロラのようなスパンコールの組み合わせが、なんとも美しくて涼やかで。夏の洋服に合わせると、これもまたとっても涼しげなんですよね。今はすでに無くなってしまったブランドのものなんですが、大切に使い続けているんです。
これは、例の、温度で色が変わるリングですね。
せんせい
そうです、本当に眺めていて飽きない。温度で色がくるくると変化するというのは、やっぱりユニークでおもしろいですよね。この独特の透明感もとっても美しくて、ひとにも見せたくなるような特別なリングですね。
・「Q」さんの「color ring -silver-」
組み合わせで、表情が変わる。
そして、最後にパール。より大人っぽいデザインのものが多い気がします。
せんせい
だけどパールって、洋服との組み合わせで、本当にいろんな表情を見せてくれる素材だなって。
ああ、たしかにピンクの洋服と合わせると、すっごく甘い印象になったりもしますね。
せんせい
そうそう。シックなものと合わせるとより優雅に見えたり、モノトーンと合わせるとモードな印象にもなる。
そう考えてみると、とっても幅広い使い方ができますね。
せんせい
そうなんですよ。左上の大きなひと粒パールのリングは、雑貨屋さんで購入したものなんですけど。シックなコーディネートに合わせると高見えしますが、カジュアルなスタイルに合わせるとおもちゃ感もあってかわいい(笑)。
ああ、そこまで印象が変わるんですね。
せんせい
その手前のリングはフォークリングになっているので、サイズ調整ができるから、いろんな指につけてたのしんでいて。つける場所でも、さらに雰囲気が変わっておもしろいですね。
・「AVATE」さんの「Bubble◯フォークリング」
このピアスはアシンメトリーになってるんですね。
せんせい
耳に沿うデザインと、ひと粒パールの組み合わせにひと目惚れして、minneのイベントで購入しました。
・「blue-may」さんのアシンメトリーピアス
わたしを“変えてくれる”もの
服装との合わせ方が本当に勉強になりました。すごくたのしんで、毎日選びとってるんだなあ、ということもわかって。
せんせい
そうですね。コーディネートと合わせることはたしかに考えてるんだけど、やっぱり選ぶのがたのしいし、いちばん大切にしてるのは「そのときの気分」かも(笑)。
そうなんですね!(笑)。
せんせい
実はいくつか持ち歩いていて、気分によっては途中でつけ替えたりしてることもあるんです(笑)。そのくらい、アクセサリーはいろんな意味でわたしを“変えてくれる”ものなのかもしれません。
今まで以上にもっと注意して見ておかねば…。
これからも、定番のアイテムたちと永くいいお付き合いを。
せんせい
見た目が先生っぽいことから「せんせい」と呼ばれるようになる。新作スイーツのチェックが日課のminneスタッフ。
取材・文 / 中前結花 撮影 / 真田英幸