9月後半のおでかけ

清永安雄 写真展「REAL」

写真家・清永安雄氏による個展が開催されます。人間の生活に欠かせない樹木の特性をより理解するため、ライティングをして夜の様子を撮影。プリントして初めて対面したかのような樹木の写真に、生命を与えるために着色をほどこした枯れ枝を接着。作家と樹木の距離が縮められ、新たな価値が生まれた作品をぜひご覧ください。

アイラブアート15
生きている東京 展

開館30周年を迎えたワタリウム美術館。1990年の開館以来、“東京からアートを”と、この場所でさまざまな作品が生み出されてきました。アーティストたちが見たこの30年間から、東京を再考するべく、本展では、12名のアーティストによるコレクションを中心とした未公開ドキュメントに加え、ゲストアーティスト3組（会田誠氏、渡辺克己氏、SIDE CORE）を交えた展示が行われます。
※入場方法についてはHPをご確認ください。

元田敬三「渚橋からグッドモーニング」

写真家・元田敬三氏による個展が開催されます。2018年から現在まで、居住地である神奈川県・逗子の海岸や家族などの身近な人々を日付入りカラーポジフィルムで毎日撮影しているシリーズから約100 点を展示。日常に寄り添った、ピュアでやわらかなまなざしが生んだ叙情溢れるシリーズになっています。会期中の9/19（土）には、ゲストに写真評論家の飯沢耕太郎氏を迎えたギャラリートークが開催されます。詳しくはHPでチェックしてみてくださいね。

SICF Creators Selection

スパイラルホール（スパイラル3F）を舞台に、公募によって選出されたクリエイターによる作品のプレゼンテーションが行われる『SICF21』の開催期間に合わせ、スパイラルマーケット、MINA-TO、スパイラルオンラインストアで取り扱いのある、過去SICFに参加したクリエイターのセレクトアイテムが販売されます。下記の会場のほか、オンラインストアでも同時開催されるので、お見逃しなく。

管弘志 新山祐介 田中ヒサミ「平らな熱」

ニュートラルな世界感を持つ、管弘志氏、新山祐介氏、田中ヒサミ氏による3人展です。ノートに描きためたアイデアを、抽象的な表現の中に取り入れることで画面の中に違和感をもたらす管氏。奥行きや空間がありそうでないフラットな表現を追求している新山氏。社会の営みを超俯瞰でとらえたときに、ただの現象（動作や運動）でしかなくなるどこか滑稽な世界を表現している田中氏。あらゆる情報が平滑化されたかのような熱量がただよう、化学反応（平らな熱）を会場で感じてみてください。

NAKED CRYSTAL（ 宇加治 志帆 ）個展
「グッバイ・トゥ・マイ・ジャスティス」

アクセサリーや洋服づくり、アートや音楽など、さまざまな表現方法で幅広く活動している作家・宇加治志帆氏による個展です。ぜひ会場に足を運んで、宇加治氏にしか表現できない世界観を肌で感じてみてくださいね。