あゆ
minneスタッフ。大好きなお土産は鳩サブレ。
丁寧な解説がうれしい
・水引工作所さんの水引キット 平梅結び2(水引16本)
今回選んだのは、「平梅結び」をつくることができる水引キット。
以前から、ご祝儀袋に結ばれた美しい水引を見るたびに「いつかつくってみたいなあ」と思っていたんです。
水引工作所さんのキットを見てみると、必要な道具も少なく、自宅ですぐに取り組めそうなところも決め手になりました。シンプルな工程でふたつの水引をつくることができます。
水引工作所さん
3年前から各地でワークショップを始めたのですが、あるとき当店のHPに1通のメールが届きました。「ベッド生活のため、なんとか自宅で水引を学びたい」とのこと。そのメールを読み、「なにか、わたしにできることはないか…」と考えてみたんです。そこで制作してみたのが、ワークショップに来れない方でも水引をたのしんでいただける「キット」でした。封入する水引の量にも余裕を持たせ、確実に完成できるよう完成品のサンプルを添えてつくりました。
そんな経緯もあって、ひとりでも制作に迷わぬよう、「水引の結びを紹介するYouTube」も最近始められたんだとか。
完成品を見ながら制作できる、というのはとても心強かったですし、なんといっても、つくり方を解説されているYouTubeの動画が本当にわかりやすかったです。
そしてその動画、なんと解説はお子さんの声なんです。これがかわいくてかわいくて(笑)。癒やされながら、つくり進めることができました。
はじめてとは思えない完成度
実は、つくり始めたときは「数分でできるかな?」と思っていたのですが…。
数本の水引をきれいにそろえたり、きれいな梅の形にするのにちょっぴり苦戦してしまいました。
しかし、その分つくり甲斐があります。気づけば時間も忘れて没頭してしまいました。ちょっぴり歪(いびつ)になってしまった部分もありますが、大満足の作品が完成しました!
最後に、水引の魅力について水引工作所さんにうかがってみました。
水引工作所さん
特別な道具は使わず、比較的お安く気軽にたのしるところが魅力のひとつではないでしょうか。わたしは息子に乳を飲ませながらでも結びに没頭していたぐらいでです(笑)。基本的にお金も場所もたくさんは必要なく、気軽にはじめられる工芸だと思います。水引って、「立体的な迷路」のようなもので、複雑で難しそうな結びでも、道順を辿れば必ず完成できるんです。「小さい頃、迷路が好きだった!」という方は童心にかえってたのしんでいただくことができると思います。
次は5本取りでチャレンジして、最終的には自分で結んだ水引きでご祝儀袋をつくることが目標です!
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