これは、なんでしょう。
そろそろ冷える日には、暖房のスイッチに手を伸ばすことも。
すると、気になりはじめるのが「乾燥」です。指先やくちびるから徐々にカサついてくるこの季節、ちょっとおもしろいものを発見しました。
もくもくと浮かび上がる「雲」のかたちをした、陶器の「加湿器」なんです。
美濃焼の産地である、岐阜県多治見市でつくられているこの作品。
フォルムだけでなく、仕組みも非常にユニークです。
まずは下のカップに水を入れます。すると、“吸水性”に優れた土でできた「雲」がカップの水をやさしく吸い上げ、そこから、優れた“蒸発性”で辺りを潤してくれるというわけ。
電源不要。
デスクはもちろん、音もないので寝室のヘッドサイドに置いてみるのもいいですよね。
陶磁器の新しいアイテムたち
ブルーやピンクなど色ちがいも揃えられていて、インテリアに馴染むものを選ぶことができます。
作り手である丸健製陶さんのギャラリーには、ほかにも、試してみたくなるアイテムがずらり。
「アロマジュエル」のシリーズは、陶器でできたパーツにアロマオイルを染み込ませることで、耳もとでゆらゆらと香りを持ち運ぶこともできます。
陶器パーツに、マニキュアでお好みの絵柄をつけて完成させるキットも販売中。
1度ぜひ、ギャラリーページを眺めてみてください。
体に、心に、潤いをくれる作品がいっぱいです。
次回も「ちょっといいもの」ご紹介します。おたのしみに。