特集

【連載】いいもの見つけました。No.03 「雲」の加湿器

だれかにおしえたい。見てほしい。そんな作品を見つけてご紹介する『いいもの見つけました。』。今回は、吸水性、蒸発性に優れた土の特性を生かしてつくられた、電源不要の陶器の加湿器。デスクの上の小さな「雲」が潤いを与えてくれます。

これは、なんでしょう。

そろそろ冷える日には、暖房のスイッチに手を伸ばすことも。
すると、気になりはじめるのが「乾燥」です。指先やくちびるから徐々にカサついてくるこの季節、ちょっとおもしろいものを発見しました。

もくもくと浮かび上がる「雲」のかたちをした、陶器の「加湿器」なんです。

美濃焼の産地である、岐阜県多治見市でつくられているこの作品。
フォルムだけでなく、仕組みも非常にユニークです。

まずは下のカップに水を入れます。すると、“吸水性”に優れた土でできた「雲」がカップの水をやさしく吸い上げ、そこから、優れた“蒸発性”で辺りを潤してくれるというわけ。

電源不要。
デスクはもちろん、音もないので寝室のヘッドサイドに置いてみるのもいいですよね。

陶磁器の新しいアイテムたち

ブルーやピンクなど色ちがいも揃えられていて、インテリアに馴染むものを選ぶことができます。

Aromajewel アロマジュエル(手作りアクセサリーキット)

作り手である丸健製陶さんのギャラリーには、ほかにも、試してみたくなるアイテムがずらり。
「アロマジュエル」のシリーズは、陶器でできたパーツにアロマオイルを染み込ませることで、耳もとでゆらゆらと香りを持ち運ぶこともできます。
陶器パーツに、マニキュアでお好みの絵柄をつけて完成させるキットも販売中。


1度ぜひ、ギャラリーページを眺めてみてください。
体に、心に、潤いをくれる作品がいっぱいです。

作品はこちら

次回も「ちょっといいもの」ご紹介します。おたのしみに。

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