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塊根植物(コーデックス)とは?読み方と特徴
おうち時間が増え、観葉植物の人気がさらに広がっています。中でもサボテンをはじめとした多肉植物は、乾燥に強く水やりの手間が少ないことでも大人気。そんな多肉植物の中でも、マダガスカルなどのアフリカ、中東を原産とするものは総称して塊根植物(かいこんしょくぶつ)または、コーデックスと呼ばれます。ぽってりと重量感がある独特のフォルムが特徴で、その肥大した形はしっかり水分を蓄えるためだといわれています。
レアな品種も?塊根植物の種類
個性的なフォルムやワイルドな見た目が特徴の塊根植物には、さまざまな種類があります。代表的な種類をいくつかご紹介します。
パキポディウム
お手入れしやすく、塊根植物初心者さんにもおすすめの一種です。パキポディウム属の中にもさまざまな品種があり、中でも「パキポディウム・グラキリス」はそのぽってりとした太い幹のフォルムが大人気。夏には葉と花を咲かせます。
アデニウム
「アデニウム・オベスム」が代表的で、別名「砂漠のバラ」とも呼ばれます。砂漠地帯でも鮮やかなピンクの花を咲かせるほど、とにかく乾燥に強いのが特徴。とっくり型のシルエットもかわいいですよ。
ユーフォルビア
ユーフォルビア属の原種は、タコ足のような品種や、幹が白い品種など、その数は約2,000種にものぼります。個性を求めている方にはおすすめです。特に、パイナップルのような見た目が特徴の「ユーフォルビア・ソテツキリン」が人気。
モモルディカ
ウリ科の塊根植物で、つる性の葉が育っていく様子も楽しむことができます。人気の品種は「モモルディカ・ロストラータ」。成長するにつれ、深いシワが刻まれオレンジ色になっていく姿は、アンティークな雰囲気お部屋にもぴったりですよ。
塊根植物の育て方
塊根植物の多くは成長が遅いため、比較的長い時間をともに過ごせる魅力があります。砂漠で生きてきた植物なので、日当たりがよく、風通しのよい場所で育てるのがベスト。水やりは、室内で育てている場合は週に1回くらいのペースで、土が乾いてきたらたっぷりとあげます。多湿は苦手なので、雨ざらしの場所で育てるのは避けましょう。焦らずじっくりと、ゆるやかな成長を楽しんでくださいね。
塊根植物の魅力を引き立てる、おしゃれな鉢10選
ここからは、minneで見つけた塊根植物の魅力を引き立てるおしゃれな鉢を紹介します。お気に入りの塊根植物がさらにインテリアに馴染むよう、コーディネートしてみませんか。
素材を生かした質感
土のざらっとした質感が印象的な植木鉢です。全体的に丸みのあるフォルムが、塊根植物のぽってりとした姿にぴったり。
モダンな印象の曲線美
置くだけでお部屋がハイセンスな空間になりそうな、洗練された黒と曲線が魅力的。花を咲かせる塊根植物も映えますね。
シンプルイズベスト
品を感じるマットな質感の陶器の植木鉢。シンプルでどんなお部屋にもマッチする使い勝手の良さも魅力です。
個性的な塊根植物に
丸みがあってトゲトゲした鉢そのものが塊根植物のような、遊び心のあるデザイン。和洋どちらのインテリアにも馴染みますよ。
ミドルサイズで存在感◎
お庭に他の植木鉢と並べて飾っても馴染みやすいホワイトの植木鉢。高さが14cmあるので、すこし大きめの植物を楽しみたい方におすすめです。
デスクの上で眺めたい
セメントをベースにした建築材料「モルタル」でつくられた無骨でクールな植木鉢。内径約6cmと小さめなつくりなので、植物を身近に楽しめますね。
独特のフォルムが美しい
釉薬による独特の風合いと朱色がアクセントになった小さめの植木鉢。どこか和を感じる温かみのあるデザインが魅力的。
空間が垢抜ける木製プランター
ニットの網目を3Dプリンターで表現した、精巧でいてナチュラルなデザイン。木のぬくもりと、塊根植物のユニークな見た目でお部屋が明るい雰囲気に。
植木鉢で廃墟を表現
廃墟の工場タンクをイメージしてつくられた、唯一無二な1点ものの陶器の植木鉢。緑をプラスすれば廃墟感のある小さな世界ができあがります。
上品な宝石プランター
中央にローズクォーツと金箔を散りばめた植木鉢。窓辺に置いて眺めたくなるデザインです。ミニサイズなので、色違いで複数並べるのもおすすめ。
ユニークな塊根植物を、お部屋のアクセントに
しっかりと育てれば、何十年も家族のように一緒に過ごせる塊根植物。minneには他にもたくさんのおしゃれな鉢がそろっています。ぜひお気に入りの塊根植物とあわせて楽しんでみてくださいね。