おでかけ

​​2025年9月のおでかけ・ハンドメイドイベント

9月に開催されているイベントの中から、展覧会や個展などアートにまつわるものを中心に、おすすめのおでかけスポットをご紹介します。

Donchi 作品展 「Garden in movement」

同じかたちを型染めの技法でひとつずつ帆布に染めていくアーティスト・Donchiさん。繊細な揺らぎを感じさせるそのフォルムは、どれも少しずつ表情が異なり、じっと見ているとかすかに揺れているようにも、人の姿のようにも見えてきます。にじむような色彩と反復のリズムがつくり出す画面は、まるで「動いている庭」のよう。Donchiさんならではの多層的な表現が生み出す、新しいイメージを楽しんでくださいね。

Donchi 作品展 「Garden in movement」
場所:アルフレックス リストア/東京都世田谷区玉川1-14-1 二子玉川 蔦屋家電 2F
期間:2025年8月20日(水)〜9月8日(月) 11:00〜19:00
入場料:無料
HP:https://www.arflex.co.jp/topics/0807_donchi

町山耕太郎個展「やまと すぴりっつ」

風景というモチーフを極限まで単純化し、色とかたちの世界に落としこむ町山耕太郎さんの絵画。赤ん坊が見る世界は、立体感のない色とかたちの平面的な世界だといわれます。町山さんの作品は、そうした純粋なフラットな世界を表現しており、文化や国籍を問わず観る者を魅了します。
今回のタイトルは「やまと すぴりっつ」。富山湾と立山連峰にインスパイアを受けた作品「Everlasting/ ずっと」や、立山黒部アルペンルートの紅葉にインスパイアを受けた作品「Toward Renewal/ つぎへ」など、町山さんが描く日本の大和ごころが通う世界を現地で体感してください。

町山耕太郎個展「やまと すぴりっつ」
場所:代官山 蔦屋書店 3号館2F シェアラウンジ・1号館1F レジ前平台
/東京都渋谷区猿楽町17-5
期間:2025年9月3日(水)~9月18日(木) 9:00〜22:00(店舗の営業時間に準ずる)
入場料:無料
HP:https://store.tsite.jp/daikanyama/event/art/49395-1738170824.html

永田拓也 個展「ささやかなものたち」

ポートレートやファッションを中心とした活動の傍ら、ZINEの定期的な発表など、パーソナルワークを通じて静かな眼差しで写真表現を追求してきた永田拓也さん。「今までの写真はどこか高姿勢だった」と自ら振り返るように、本展では、日常にひそむユーモラスな場面や、新しい家族との愛おしい時間の断片など、これまでレンズを向けなかった身近な光景が息づいています。過去の作品を含めて再構成した展示とともに、同名のZINEも販売されます。

永田拓也 個展「ささやかなものたち」
場所:アートギャラリー see you gallery/東京都渋谷区広尾1-15-7 2F
期間:2025年8月21日(木)〜9月7日(日) 12:00〜20:00
定休日:会期中無休
入場料:無料
HP:https://seeyougallery.com/exhibitions/inconsequential-things_takuya-nagata/

谷口正造個展「はなればなれの君へ」

近年のアートシーンで注目を集める画家・谷口正造さん。家を背に乗せた馬などのモチーフによって観る者の記憶や感情に触れる作品を制作してきました。「いつも誰かに宛てた手紙や歌のように絵を描いている。例えば昔の自分や遠くにいる友達、もう会えなくなってしまった人たちへ。思い出すためにまた今日も絵を描いている。」と、谷口さん。
待望の大型個展となる本展では、ドローイング、ペインティング、立体作品など、馬をモチーフにした新作を中心に発表されます。

谷口正造個展「はなればなれの君へ」
場所:渋谷PARCO 4F PARCO MUSEUM TOKYO(東京都渋谷区宇田川町15-1)
期間:2025年9月12日(金)〜9月29日(月) 11:00〜21:00
※入場は閉場の30分前まで 
※最終日は18:00閉場
入場料:無料
HP:https://art.parco.jp/museumtokyo/detail/?id=1781

勝木杏吏氏 個展「融和する青い世界」

鉄を独自の手法により、類のない作品に変える勝木杏吏さん。その作品は、勝木自身の手によって深い青色に輝きます。本展では、近代的な建築を真上から俯瞰するような風景をイメージした『エッジのきいた形』をコンセプトにして制作された作品が並びます。人工的な形の中に写り込んだ海や空といった自然物が、勝木さんの独自な表現技法によって融和し、唯一無二の造形物として美しく輝きます。テーブルに置く、壁にかけるなど、展示方法の違いによって視覚を惑わせて、立体作品ならではのさまざまな変化を楽しめる展示になっています。どの作品も光によって常に表情が変化し、観る者を静謐な世界に引き込みます。

勝木杏吏氏 個展「融和する青い世界」
場所:軽井沢書店 中軽井沢店(軽井沢コモングラウンズ内)/長野県北佐久郡軽井沢町長倉鳥井原1690‐4
期間:2025年9月3日(水)~10月6日(月) 9:00~18:00
入場料:無料
HP:https://store.tsite.jp/karuizawa-cg/event/art/40492-1432000516.html

unpis 個展「BowWow Meow」

広告や書籍、パッケージ、壁画など多岐にわたる分野で活動するunpis(ウンピス)さん。本展では、犬や猫をモチーフにした瀬戸焼のオブジェや手書きの絵付けタイル作品を中心に、完成までの制作過程や原画作品を展示。また会場内では、Tシャツやトートバッグ、ポスター、POSTER LIGHTなど、これまでにunpisさんがデザインを手がけたさまざまなアイテムも販売されます。 二次元と三次元、描線や色彩、素材や表現方法とさまざまな視点から描き出す、unpisさんならではの微笑ましい犬や猫たちに会いに行ってみてくださいね。

unpis 個展「BowWow Meow」
場所:STUDIO 894 ギャラリー /愛知県瀬戸市薬師町1番地 STUDIO 894内
期間:2025年9月1日(月)〜10月26日(日) 10:00〜17:00
休館日:火曜
入場料:無料
HP:https://studio894.jp/news/gallery/1938/

中村夏野 個展「かわること、くりかえすこと」

「iPad」などのデジタルツールを用いて抽象的なイメージを作成し、それをもとにキャンバスに絵画を描き起こしている中村夏野さん。デジタルの手法でつくられた特定のモチーフを持たないイメージは、自然にある植物や、かたちのない音楽や宇宙といったものを想起させながら、その正体は分からないまま観る者に不定形なかたちと色彩のインパクトを与えます。何かのように見えるが何物でもないように、一見、デジタルイメージを出力したかのように思える作品もまた、手を動かして緻密に描いたものです。相反するものの境目を無くしデジタルとフィジカルの“あわい”を行き来する作品をぜひ会場でご覧ください。

中村夏野 個展「かわること、くりかえすこと」
場所: 京都岡崎 蔦屋書店 GALLERY EN ウォール/京都府京都市左京区岡崎最勝寺町13 ロームシアター京都 パークプラザ1階
期間:2025年8月30日(土)~9月30日(火) 10:00〜20:00
入場料:無料
HP:https://store.tsite.jp/kyoto-okazaki/event/art/49067-1303260807.html

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