庄内弁の中でも私が好きな言葉の一つ「け」
もともとは「たべなさい」「食え」という言葉ですが、
くえ→くぇ→け
と短縮されてしまった方言です。
この「け」は、日常的に使われる頻出度「高」の庄内弁です。
庄内人は、美味しい庄内の食べ物で客人をもてなすのが大好きなので、
お客さんが来ると、色々出してきて「け」を連発します😁
同時に「く」も頻出度が高めです。
「食べます」「食う」→「く」ですね。
庄内弁は、短い。
寒いから口が良く動かない、とか
いつまでも口開いてしゃべっていると、雪が積もるから、とか
色んな説があります。(笑)
ですから
「餅、食べますか?」
「はい、食べます。」
「どうぞ食べてください。」
という会話は、
「もぢく?」
「く。」
「け。」
で完了します。
実際の「く」や「け」の発音については、表記することができず説明できませんが、
みなさんが想像する「く」や「け」ではなく、もっと、こう・・・・・
無理ですね。解説できませんでした。
ということで、今回は、治五左衛門の「だだちゃ餅」はほんのり塩味のついたお餅で、
焼いてアツアツをそのまま食べていただくと、だだちゃ豆の香りともち米の美味しさが、一番良くわかりますよ!ぜひ!
ということをお伝えしたかったのに、中途半端な庄名弁解説になってしまった回でした。