SNSで、「ハンドメイドの作り方を聞くのは失礼かどうか」が話題になったようで。
周期的に話題になるやつですね。
ということで、私のこぎん刺しぬいぐるみの作り方を簡単に説明します。
まず、私は型紙製作からこぎん刺し、仕上げまでを一人で行っています。
1.作りたい動物の写真や動画、現物も参考にイラストを起こして型紙にする。
2.布を裁断して、こぎんを使わない部分を縫製。
3.こぎん刺し。終わったら残りの部分を縫製してジョイントで組み上げる。
4.仕上げをする。
超大雑把に書くとこんな感じになります。
手間が大変なのはこぎんの虎、竜、馬あたりです。
竜は全パーツ手間がかかるので本気で大変です。
逆にウサギやクマは作り慣れているので比較的早く、目の切り替えが細かいパンダは意外と早く完成させられます。
十二支動物は、2020年に生まれました。
その段階で型紙が完成していたねずみ、ウサギ、犬以外の動物は、ここから型紙を起こし始めたのです。
虎や猿、羊のデザインは意外とすんなりできました。
竜は牛の後に誕生しました。イメージを作るのに苦労したのが竜と蛇です。
竜は神像のような形にするのは、こぎん動物のイメージからは難しかったので、どちらかといえば悠然としたイメージで仕上げました。
竜の玉は首に取り付け、爪と尾びれはビーズで表し、長いひげで竜の表現を。
ヘビは、普通に作れば長い形やとぐろを巻いた形になるのですが、これではこぎんを入れるのが難しい。
ということで、鎌首を持ち上げている形にしました。舌は後で付けることにして、こぎん模様もうろこ型の変形にしました。
こんな感じで、ものによっては何度もイメージ画を描いて型紙にして、修正して…という作業を重ねて作ってます。