田植え前の準備 代掻き

田植え前の準備 代掻き

種まきから一ヶ月ほどが経ちました。いよいよ田植えの時期を迎えます。 田植えに備え、田んぼに水を引き、土を細かく砕き表面を平らにする代掻きを行います。 代掻きの効果とは 田んぼの高低差を均一にして水回りを安定、管理を容易にし、 田んぼをかき回して土をドロドロに練り上げ、雑草を抑え、 苗を植えやすくし、根張りがよくなることです。 代掻き後に水を張った田んぼは鏡張りの幻想的な美しさを現し、明治初頭に大英帝国の旅行家イザベラ・バード が置賜を訪れ、”鋤(すき)で耕したというより鉛筆で描いたように美しい、ここは東洋のアルカディア(桃源郷)”とその著書「日本奥地紀行」で表しているそのものの光景が目の前に広がります。 田園散居村が広がる飯豊町下椿の本領発揮です。 もうまもなく田植えが始まります。

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山形県飯豊町の稲作農家

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