ワイヤーアート作家 アクセサリー作家
はじめましてpf&ofです。2017年にpf&ofを屋号とし商標登録後、作家活動をしています。ウエディングヘッドドレスなどの髪飾り、普段使いのアクセサリー。そしてドール用に似合うタイプのアクセサリーにも取り組んでいます。
作品は15世紀頃のチロル地方(スイス、オーストリア、ドイツ、北イタリア)のカトリック修道院に伝えられたクロスターアルバイテン(ドイツ語で修道院の手内職の意味)という技法です。この技法は特殊で繊細な金銀の上質なメッキを施したキラキラ輝くワイヤーを用いた宗教芸術品を基にして作っています。これは、当時は口伝のみで伝わったと言われています。
主に使用するワイヤーはブリオン、ドラート等と呼ばれヨーロッパから取り寄せた特殊な材料です。時には刺繡糸を使います。特に、私は光沢が美しいので日本刺繡糸の正絹シルク100%の糸も使います。
ここで少し、私がよく使用するワイヤーの技法を紹介します。それは、線径1.2ミリ程の固めのコイル状のタイプを使ったやり方です。これを少し伸ばしてから、この中に別のワイヤーを入れて花びら形等に整えます。そこに、ほんの少しだけ出来た隙間に細い糸状の柔らかい極細ワイヤーをランダムにかけて透けたレースの様にしたり、放射状にかけて車輪の様にします。この数枚の花弁を束ねて一輪の花にます。他にも沢山の作り方数々のと材料があります。いずれせよ、細かい作業の連続で根気のいる作業が積み重なって完成します。この作業は当時の修道女のたちは宗教活動の一つであって神に祈り捧げ、想いを込めていました。彼女たちは丁寧に教会祭壇のお花等の装飾品、教会の巡礼者の記念品(ロザリオ)等の宗教芸術品を作りあげ、作業が困難であればあるほど信心の証だったそうです。後に、この技法は、歴史的な流れの中で修道女たちから一般女性に伝わり、現在のヨーロッパでは昔からよく良く知られ、なじみ深いものとなりアンティーク作品の中にも良く見受けられる技法です。
日本では珍しく非常に繊細で美しいワイヤーの技法であり品格も感じられますが、どこか愛らしさも感じられるクロスターアルバイテン。
このギャラリーでは、是非とも、日本国内では、馴染みが浅いこのクロスターアルバイテンの魅力を皆さんに身近に感じていただけるように、お手に取って頂きやすい小さなアクセサリー類を作って作品を展示販売しています。
そして、皆さんに感じてほしいのは、特に色彩です。色彩に関しては、とても、こだわりがあります。美しい絵画を描くようにイメージしながら色を吟味して作っていますので、この点も感じて頂けたらと思います。
私も修道女にならって一つ一つ真心込めて大切にハンドメイドで制作しています。どうぞ、お手に取り繊細な技と美しい色彩の作品。身につけるアートを楽しんでいただけたら幸いです。
pf&of(ピーエフアンドオーエフと読みます)です。15世紀頃のチロル地方の修道院に伝えられたクロスターアルバイテン(ドイツ語で修道院の手内職の意)という技法を用いたアクセサリー等作っています。幼い頃クロスターアルバイテンが入った小さな花束と出会い、これが忘れらず,その後,14年程かけて、この技法を習得しました。pf&ofを屋号に商標登録を済ませ作家活動をしています。新作に取組む時、どんな色使いにしようか?とワクワクしながら作っています。皆さんにも,このワクワクを感じて貰えたら嬉しく思います。
[全 29作品]
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花と蝶の白い花冠 ドールの可愛い花冠 白のリース
お写真でも素敵ですが実物もとても綺麗で可愛くて素敵でした❁⃘*.゚この花冠を乗せるとブライスちゃんが更に可愛くお姫様になります♡♡購入出来て良かったです!ありがとうございました(*ฅ́˘ฅ̀*)♡