<春の嬉しさの裏側にある、ちょっとした憂鬱さについて。>
今回もArikataのnoteをご覧いただきありがとうございます。
2月も終わり、3月になって、だんだん暖かくなってきました。
いよいよ春の香りがしてきて、なにかうきうきしてきますよね。
ただ、季節の変わり目はちょっと憂鬱になるなんてこともあるんじゃないかなぁとも思います。
今回の記事では、春という季節に感じる期待やワクワク感だけでなく、その裏に隠れた不安や憂鬱さにも焦点を当てています。
春に抱える複雑な想いを想像して、「その気持ちは決して悪いものではなく、自分の理想やこれからを見つめ直す大切なきっかけになる」ということを、Arikataのアクセサリーに込めた想いとともにお伝えしたいと思います。
<春は「前向き」じゃなきゃダメなの?>
桜が咲き、新しい手帳が予定で埋まり始める季節。
街には入学や就職、引っ越しなど、新しいスタートを切る人々の笑顔があふれています。
でも、正直なところ春って、思ったより簡単じゃないですよね。
楽しそうな周囲の姿やSNSにあふれる華やかな投稿を見るたびに、「なんだか自分だけが取り残されている」と焦ったり、新しい環境でうまくやれるか不安になったり。
夢や理想を追いかけて何度もチャレンジを続けている人ほど、「またうまくいかなかったらどうしよう」と、心がざわつくことも多いかもしれません。
<私自身も感じていた、春の憂鬱さ>
私自身も、社会人生活の中で、春になるワクワク感を感じながらも、異動や昇進もなく、新人も自分の部署には来ず、自分の身の回りに変化がないところに焦りのようなものを感じていました。
変化がないことに不安を覚え、春を迎えるたびに「今年こそ頑張ろう」と意気込んでも、結局、日常のタスクに振り回されて変化がないまま次の春が訪れる。
社会人になり、時間が経ってくると環境に慣れてくるので、その分変化を感じにくくなるという面もあるかと思います。
<「巡る」シリーズに込めた、四季のように巡りゆく想い>
「巡る」シリーズのデザインは、4本のラインが美しく絡み合い、螺旋を描いています。この螺旋は人生の春夏秋冬を表現したもので、季節が巡るように、今たとえ目の前の結果が出ていなくても、実直に取り組み続ければ、いつか素晴らしい結果が訪れるという想いを込めました。
前述のような変化を感じない日々でも、ふと振り返ってみると成長はしていたんだなと思えることがあります。
不安を抱えながらも一生懸命に過ごしてきた時間は決して無駄ではなく、きっと自分の成長に繋がっていて、気付かない部分で理想に向かって進めているんじゃないか。
そう思います。
不安を抱えていても自分が信じる方向に向かおうとすること。それが人生を豊かにしてくれるんじゃないか。
そんな私の考えを表現した作品です。
<春色を生み出す、チタンの美しさ>
Arikataのアクセサリーに使われているチタンは、「陽極酸化」という電気の力を利用した技術で美しい色彩を生み出しています。
この方法は金属の表面に酸化膜をつくり、その膜の厚さの違いによって鮮やかな色が現れるというものです。
色のバリエーションが豊富で、春をイメージした柔らかなピンクや、淡いグリーン、爽やかなブルーといった配色を作り出すことができます。
春という季節は日本人にとって年末年始以上に節目だと感じる季節だと思います。
だからこそ心が動く、そんなタイミングではないでしょうか。
今、春に向かう雰囲気にどこか不安や憂鬱を感じるなら、それは、自分自身を見つめ直す良いきっかけなのかもしれません。そんなときこそ、自分の心に耳を傾け、「自分はどう在りたいのか」を考えてみるのもいいかもしれません。
Arikataではそんな特別な季節をイメージさせる色をチタンを使ってお作りしております。
Arikataの作品はオプションからお好きな色をお選びいただくことができ、以下の色の組み合わせが春をイメージした色となります。
⑧スプリンググリーン(若草色)と⑨ネールピンク(桃花色)
⑨ ネールピンク(桃花色)と⑩モーブ(藤紫)
https://minne.com/items/42042470
https://minne.com/items/41903986
https://minne.com/items/41682607
https://minne.com/items/34457204
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https://minne.com/@outofantenna