「グリーティングカード」と言っても、バースデーカードやクリスマスカード、母の日や父の日などのイベント、お礼状としてのサンキューカード。その他にもいろんなシーンで使えるカードが思い浮かびます。


オンラインで手軽にメッセージを送れるこのデジタルな時代に、メッセージを手書きして送るのはアナログでしょうか？


私は家族や友達の誕生日やクリスマスなどの季節のご挨拶、お世話になった方へのお礼状としてカードを贈っています。


カードを作り、選び、メッセージを手書きして、贈る。
手渡しできる時もあれば、最近はもっぱら郵送になっています。少し時間がかかるからこそ、相手を思う時間も増えていきます。

届いたかな？喜んでもらえたかな？
相手を思うその時間が、私に小さな幸せを与えてくれる気がします。


グリーティングカードはいつ贈ってもいいのです。

オンライン化が進んで便利な世の中になっても、手書きのメッセージは無くならない。むしろ見直されていると思います。アナログも時にはいいものだと。だからこそ、グリーティングカードはいつ贈ってもいいのです。


ハンドメイドのグリーティングカードを作り始めて10年以上が過ぎました。手作りは温かみがあるけど、自分で作るのは敷居が高い・・そんな風に感じている方へ、私のカードが届けばいいなと思いながら、今日も手作りしています。


りん

グリーティングカードをいつ贈りますか？

ここでは「私のハンドメイドヒストリー」をテーマに書きます。連載予定なので、どうぞこれからも楽しみにして頂けたら幸いです。


第一弾（vol.1）は、私の『カードメイキングの原点』とも言える小さな出来事。


小学3年生の時、工作の授業でクリスマスカードを作ることになりました。家から使えそうな材料を持ってきて、例えば毛糸とか折り紙など。私は折り紙を持っていきました。今思えば、何を作るか頭の中にイメージがあった気がします。

授業が始まると、私はいつになく嬉々として作り始めました。黄色い折り紙を鈴の形に、はさみでカットし、白い正方形のカード台紙に貼り付けました。何十年経っても忘れられない手作りのクリスマスカードです。それはとてもシンプルなカードだったけれど、担任の先生に「ステキね」と褒めてもらえたこと、おまけに「〇〇さんはこんな素敵なカード作ったよ！」と発表されて、恥ずかしくも誇らしくうれしかっこと。


作ることの楽しさ。

見た人が「ステキね」と言ってくれる喜び。


小さな出来事ではあったけど、心の中でいつまでも輝く思い出となっています。


あの時の楽しさや喜びは、ミンネでカード販売をするようになって、より大きなものになりました。たくさんの方と繋がり、ステキね、と言ってくれて、購入いただくまでになったのですから。でも、小さな出来事から大きなものに変化しても、やはり原点はあの鈴のクリスマスカードなのです。


りん

私のハンドメイドヒストリー／vol.1

ここでは「私のハンドメイドヒストリー」をテーマに書きます。連載する予定ですので、どうぞ楽しみにして頂けたら幸いです。


第二弾（vol.2）は、手作りカードにまつわるエピソードです。


10年以上前のこと。職場の先輩のお宅へ遊びに行った時、手土産と一緒に手作りのミニカードを添えました。あえてメッセージは何も書かずに「誰かに贈ってください」と渡しました。後日、ご主人のお誕生日に使ってくれたらしく「夫にメッセージを書いて贈るの、久しぶりだった」と、恥ずかしそうに、でもうれしそうに話してくれました。

私もうれしかった記憶です。


これはまた別の友人とのこと。
数年前、その友人が引っ越しをすることになったので、何か餞別を贈ろうと思いました。すでにその頃はミンネで販売を始めていました。販売しないものや私が使うカードはストックしていたので、「もし欲しいのがあればどうぞ」と選んでもらうことにしました。
彼女とは一緒にカードを作ったこともあったので、「この1枚にどれだけの手間暇がかかっているか、知ってるからうれしい！」と。じっくり時間をかけて、迷いながらも数枚のカードを選んでくれました。

選んでいる時、とても楽しそうだったのを覚えています。



先輩にも、友人にも、役に立てたことがうれしかった。

この気持ちを忘れないようにしたいと今も思っています。
カード販売で大切にしたいことはたくさんありますが、『誰かの役に立つカードを手作りしている』と言う自覚。ハンドメイド作品は好みが分かれるかもしれませんが、
『手軽で使いやすい！』そんな存在でいたいとも思ってます。

りん


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