※箱は別売りです
セイロン産ブルームーンストーンの銀製リング。
アーツ&クラフツ期(1880-1920)の特徴的なデザインで、両サイドにグラデーションになったドット飾りが施されています。
すでに型抜きの台座の廉価品も量産されていたヴィクトリア期でも、このムーブメントの商品らしく型抜きではないハンドメイドのリングですが、台座自体はさほど緻密なつくりでもなく、シャンク(リングのウデ)部分には歪みが見られます。
金属部分は全体的に厚みがあり、少しゴシックな雰囲気も漂うリングです。
ムーンストーンは最上級と言える品質で、
・無色透明(加えて特有のインクルージョン、ムカデ・ゲジゲジがない)
・シラー(特有の効果、アデュラレッセンス)が石の中央に出ている
・シラーがブルーを帯びている
の、三条件を満たしています。
こちらはその上でさらにキャッツアイムーンストーンということになります。
スターリングの刻印の向きから見ると、太陽光下では無色のベースに端の方でブルーが見え、暗めのところですと中央から見た時は左寄りにブルーが見え、左寄りから見ると、画像一枚目より濃い青が、無色透明のベースの上にベールを掛けたようにキャッツ・アイ様に中央に出ます。
右寄りは、横から見ると下の方にブルー、下から見ると中央に淡いブルーのキャッツ・アイです。
刻印の逆向きから見た時が画像一枚目で、シラーは常に表面に出ていますので、この向きで着用されるとシラーが楽しめます。
ムーンストーンのアンティーク製品は、アール・デコ期に入って来ると、今日ムーンストーンと言って連想されるミルキーな半透明の石に近い品が多くなりますが、それでも黄色がかってはおらず、クリームがかった半透明な石よりも、寒色系の石の方が多く見られます。
評価は分かれますが、もちろん透明な石・不透明な石、双方とも昔からあります。
アールデコ期の別途出品中の品で、半透明のボディーにブルーグレーが覗くキャッツ・アイのペンダントトップがあります。
そちらはローグレードのサファイアが付いており、同じような品で貴石がエメラルドバージョン等があり、当時の量産品のようです。
このムーンストーンは、クリスタルクリアと言われる水晶のような透明度です。
地色が透き通ったガラスのような、水のきらめきを持つタイプなので、通常ですとキャッツアイも出にくいです。
刻印の向きですと、透明な石にブルーが見え隠れするので、半透明のムーンストーンとはおよそ異なる石に見えます。
カットも古いタイプのこんもりとした高さのあるカボション。
中央に向けて丸みを持たせた厚みのあるカットです。
アンティークのオリジナル製品でこのような質の良いムーンストーンを見かけることも少なくなって来ており、出品している中でも最も高品質のムーンストーンです。
石の縁には若干ボソボソしたような滑らかではない部分がありますが、見える範囲では傷や欠けはなく、状態は良いです。
リングは研磨剤を用いない革で拭いており、薬剤を用いたクリーニングはしていません。
良い具合にアンティーク調になっていて、デザインとも調和しているので、黒ずみも落とさないことをお勧めします。
∇サイズ
リング 内径 18.44 mm、16〜17号
トップの大きさ 約 13.86 mm × 8.17 mm
天然キャッツアイムーンストーン、カラーはブルー 無色のソーティング(簡易鑑別)付き。
ほか何かありましたらご質問下さい。
※箱は別売りです
セイロン産ブルームーンストーンの銀製リング。
アーツ&クラフツ期(1880-1920)の特徴的なデザインで、両サイドにグラデーションになったドット飾りが施されています。
すでに型抜きの台座の廉価品も量産されていたヴィクトリア期でも、このムーブメントの商品らしく型抜きではないハンドメイドのリングですが、台座自体はさほど緻密なつくりでもなく、シャンク(リングのウデ)部分には歪みが見られます。
金属部分は全体的に厚みがあり、少しゴシックな雰囲気も漂うリングです。
ムーンストーンは最上級と言える品質で、
・無色透明(加えて特有のインクルージョン、ムカデ・ゲジゲジがない)
・シラー(特有の効果、アデュラレッセンス)が石の中央に出ている
・シラーがブルーを帯びている
の、三条件を満たしています。
こちらはその上でさらにキャッツアイムーンストーンということになります。
スターリングの刻印の向きから見ると、太陽光下では無色のベースに端の方でブルーが見え、暗めのところですと中央から見た時は左寄りにブルーが見え、左寄りから見ると、画像一枚目より濃い青が、無色透明のベースの上にベールを掛けたようにキャッツ・アイ様に中央に出ます。
右寄りは、横から見ると下の方にブルー、下から見ると中央に淡いブルーのキャッツ・アイです。
刻印の逆向きから見た時が画像一枚目で、シラーは常に表面に出ていますので、この向きで着用されるとシラーが楽しめます。
ムーンストーンのアンティーク製品は、アール・デコ期に入って来ると、今日ムーンストーンと言って連想されるミルキーな半透明の石に近い品が多くなりますが、それでも黄色がかってはおらず、クリームがかった半透明な石よりも、寒色系の石の方が多く見られます。
評価は分かれますが、もちろん透明な石・不透明な石、双方とも昔からあります。
アールデコ期の別途出品中の品で、半透明のボディーにブルーグレーが覗くキャッツ・アイのペンダントトップがあります。
そちらはローグレードのサファイアが付いており、同じような品で貴石がエメラルドバージョン等があり、当時の量産品のようです。
このムーンストーンは、クリスタルクリアと言われる水晶のような透明度です。
地色が透き通ったガラスのような、水のきらめきを持つタイプなので、通常ですとキャッツアイも出にくいです。
刻印の向きですと、透明な石にブルーが見え隠れするので、半透明のムーンストーンとはおよそ異なる石に見えます。
カットも古いタイプのこんもりとした高さのあるカボション。
中央に向けて丸みを持たせた厚みのあるカットです。
アンティークのオリジナル製品でこのような質の良いムーンストーンを見かけることも少なくなって来ており、出品している中でも最も高品質のムーンストーンです。
石の縁には若干ボソボソしたような滑らかではない部分がありますが、見える範囲では傷や欠けはなく、状態は良いです。
リングは研磨剤を用いない革で拭いており、薬剤を用いたクリーニングはしていません。
良い具合にアンティーク調になっていて、デザインとも調和しているので、黒ずみも落とさないことをお勧めします。
∇サイズ
リング 内径 18.44 mm、16〜17号
トップの大きさ 約 13.86 mm × 8.17 mm
天然キャッツアイムーンストーン、カラーはブルー 無色のソーティング(簡易鑑別)付き。
ほか何かありましたらご質問下さい。