1900年代初頭の銀製フォトロケット。
両面に写真を入れられる仕様で、縁周りは鉛ガラスで飾られています。
銀製の本体と真鍮製の枠の組み合わせで、本体には英国造幣局の刻印がロケット裏側上部入っています。
上の方が摩耗していますが、左から順にメーカーのA・J・S()、英国製の銀製品、タウンマークのチェスター、製造年の1902年を示す刻印です。
刻印を入れられる面積が大きく取れない小物なので、この種のロケットに刻印が入っているのはかなり珍しいです。
フォトロケットは装飾品として一般に広く普及していたため、材質もピンキリで薄い卑金属製のものがかなり多いですが(それはそれで華奢で美しいものも多い)、刻印入りの銀製品に近い、地金を多く使ったしっかりした作りになっています。
外側のガラスのフレームになる部分と、取り外し可能な裏側のガラスをはめる金属枠は真鍮製。
金属枠はしっかり閉まり、本体部分に修復跡などは見られません。
表側のオリジナルのガラスフレームは厚みがありますが、おそらく裏のガラスフレームが取り替えられており、プラスチック製のように薄いです。
他はオリジナルで、概ね状態は良いです。
飾りのペーストにも脱落はなく、差し替えもないようです。
サービスでアンティークの丸カン(ベースメタル製、若干変色あり)をお付けしています。
サイズは直径(丸カン除く)約26.57mm。
現代では写真を入れる部分に宝石の原石のさざれやメレを入れたり、アンティークの紙物を切り取って入れたり、オーソドックスにペットの写真を入れたりして使用されています。
写真を入れる部分がガラスなので、そのままクリスタルのロケット風にペンダントとして使用しても美しい品です。
イギリス製品を含めアンティークチェーンを何点か出品しておりますので、そちらも合わせてご覧下さい。
何かありましたらご質問下さい。
1900年代初頭の銀製フォトロケット。
両面に写真を入れられる仕様で、縁周りは鉛ガラスで飾られています。
銀製の本体と真鍮製の枠の組み合わせで、本体には英国造幣局の刻印がロケット裏側上部入っています。
上の方が摩耗していますが、左から順にメーカーのA・J・S()、英国製の銀製品、タウンマークのチェスター、製造年の1902年を示す刻印です。
刻印を入れられる面積が大きく取れない小物なので、この種のロケットに刻印が入っているのはかなり珍しいです。
フォトロケットは装飾品として一般に広く普及していたため、材質もピンキリで薄い卑金属製のものがかなり多いですが(それはそれで華奢で美しいものも多い)、刻印入りの銀製品に近い、地金を多く使ったしっかりした作りになっています。
外側のガラスのフレームになる部分と、取り外し可能な裏側のガラスをはめる金属枠は真鍮製。
金属枠はしっかり閉まり、本体部分に修復跡などは見られません。
表側のオリジナルのガラスフレームは厚みがありますが、おそらく裏のガラスフレームが取り替えられており、プラスチック製のように薄いです。
他はオリジナルで、概ね状態は良いです。
飾りのペーストにも脱落はなく、差し替えもないようです。
サービスでアンティークの丸カン(ベースメタル製、若干変色あり)をお付けしています。
サイズは直径(丸カン除く)約26.57mm。
現代では写真を入れる部分に宝石の原石のさざれやメレを入れたり、アンティークの紙物を切り取って入れたり、オーソドックスにペットの写真を入れたりして使用されています。
写真を入れる部分がガラスなので、そのままクリスタルのロケット風にペンダントとして使用しても美しい品です。
イギリス製品を含めアンティークチェーンを何点か出品しておりますので、そちらも合わせてご覧下さい。
何かありましたらご質問下さい。