木版画で季節のぽち袋　〜野ばら～

和紙に木版で野ばらを摺り、ポチ袋をつくりました。 １セット3枚入りです。 野ばらは初夏の季語です。 日本の野生バラの代表で、一重咲きの素朴で上品な花と赤い実が美しく、古くから人々に愛されてきました。 花言葉の『上品な美しさ』『純朴な愛』『素朴な愛らしさ』は、その花姿に由来しているそうです。 また、ゲーテやシューベルトなど多くの作詞家、作曲家が野ばらを題材に作品を作っていることから、『才能』『詩』という花言葉もあるようです。 赤い実はローズピップオイルやローズヒップティーの原料となります。 縦138ｍｍ×横70ｍｍ（上部折り曲げた状態で、縦121ｍｍ×横70ｍｍ） 手作業でカット・成形しているため、多少のばらつきがあります。 和紙は白い奉書紙で、厚みがあり、しっかりしています。 水彩絵の具に糊をまぜて摺っているので、水がつくとにじみます。 色ごとに版を掘り、手で摺っているので、少しずれたり色がかすれたりします。 木版画の味として楽しんでいただけると嬉しいです。