【不思議な模様のクォーツ】デンドリティッククォーツ 9.80ct

【鳥にも見える不思議な模様が魅力的なデンドリティッククォーツ】 「デンドリティック」と名のつく石は、その名の通り植物に見える内包物が魅力。「デンドリティック」という言葉は、ギリシャ語で「デンドライト（樹形）」に「〜のような」を表す接尾語の「ティック」が付いた構成となっています。その名の通り植物のような模様が特徴のデンドリティッククォーツやアゲート、ちょっぴり天邪鬼な私は、オーソドックスではないデンドリティッククォーツが気になってしまいます。そこで見つけてきたのがこのページでご紹介しているルースです。 黒く鈍い輝きを宿すインクルージョンから、亀裂のように伸びるデンドリ模様が印象的。パッと見た時、まるで枝に止まって羽を休める鳥のシルエットに見えました。黒くつやつや輝く頭と翼を持ち、黄色いお腹にチョロリと伸びる長いしっぽ。私が無類の鳥好きだからか、見れば見るほど鳥にしか見えず、どうしても欲しくなってしまったのです。ですので、鳥好きではない方からみると、違う景色が見えるかもしれません。人によって色々な模様が見えるのもデンドリ系の石が持つ大きな魅力です。 インクルージョンが魅力の石は傷やクラックが気になる磨き上がりになるのですが、このルースは目立つ傷もなく、つやのある美しいルースに仕上げられています。大胆な模様を持ちながらも上質感を漂わせるのは磨きの良さがあってこそ。 とても個性的な色と模様なので、ルースのままで愛でるのもおすすめです。気分によって違う景色が見えることもあるかもしれません。もちろんしっかりと強度があるクォーツがベースなので、ジュエリーに仕立てることもできますよ。