【遊色がほとんどない個性派】 ボルダーオパール 15.35ct

【遊色なし。不思議な魅力のオーストラリア産のボルダーオパール】 オーストラリア産ボルダーオパールといえば、虹色に輝く遊色の美しさが魅力。母岩があることで暗い色に見えるオパールがキラキラとまばゆい輝きを宿す様は、まるで星々がきらめく宇宙のよう！なのですが、今回セレクトしたルースは遊色がありません。 オーストラリア産オパールと言えば遊色の美しさが売りなのに、どうして？と思うかもしれません。輝く遊色の代わりに、他のボルダーオパールにはない独特の存在感に惹かれてしまい、思い切った末の入荷なのです。 そもそもボルダーオパールとは、母岩と一緒に産出する層状や薄片状のオパールのこと。こちらのボルダーオパールが持つ、うっすら乳白色で半透明のオパール層から透けて見える母岩の質感や、オレンジ色の帯状カラーの入り方はとても個性的でおしゃれに見えます。ボルダーオパールの生成過程で生じる偶然の美は、むしろこの石ならではと言えるかもしれません。さまざまな母岩の色や模様がオパールを彩り、虹色の光がなくても個性が輝く美しいルースに仕上がるのです。一つとして同じものがなく、多彩な魅力を持つボルダーオパールのもう一つの魅力だと思います。 遊色が見えそうで見えないので、つい一生懸命目を凝らしてしまうトリッキーなルース。大粒なのですが、それが魅力のリングに加工すると、カジュアルながらもモードなテイストのジュエリーになりそうです。お馴染みの遊色はないのにとてもおしゃれなルースは、普通に飽きたらぜひ手に取っていただきたいと思います。