【不思議な色と透明感の美しい石】アンデシン 14.6ct

【シラーがチラ見え。つやつやに磨かれた希少なチベット産アンデシン。】 レッドとイエローのバイカラーが一つの石の中で違和感なく調和する神秘の石、アンデシン。透明度が高く、彩度の高い色合いが鮮烈にせめぎ合いながら見るものを魅了します。光の加減でゆらめく色と光がとても神秘的。角度によっては白いシラーがきらりと現れます。つるんと磨かれたゆるやかなドーム状の表面は心ときめく柔らかさ。両面磨かれたダブルカボション仕様で、横や後ろから見た時の表情にも完璧な美しさです。 アンデシンとは、鉱物学上ムーンストーンの仲間に分類されており、長石という鉱物グループに属します。長石に分類される石はとても多く、ラブラドライトやサンストーンもこのグループです。アンデシンにはシラーやグリーンの色彩を持つものもあり、言われてみればサンストーンの持つオレンジ・イエロー・グリーンの色合いや、シラーを持つムーンストーンなどとの共通性が感じられますね。モース硬度は6~6.5度ほどでこれもムーンストーンとほとんど変わりません。 市場での流通量が多い石ではないのですが、比較的扱いやすくジュエリーにもできる強度を持っています。このページでご紹介しているルースはチベット産。標高が高い地域でしか産出せず、大型の機械が入らない環境で、昔ながらの手掘りに近い環境で採掘されているようです。ゆえに産出量・流通量ともに限られており、クオリティの高い上質なルースの入荷はとても難しいのです。 ふっくらと柔らかいティアドロップシェイプのカボションは、左右対称で整った形の美しさも自慢。つややかな輝きが透明度と模様の美しさを際立たせ、上質な輝きを放ちます。大粒ですのでペンダントトップに向きそうです。ちなみに、個人的にリングに仕立てられたルースを見たことがあり、可愛さと綺麗さが同居するとても素敵なジュエリーに変身していました。大粒リングに抵抗がない方は是非ともトライしてみてくださいね。