【ふんわり優しい雰囲気】デンドリティックアゲート 9.50ct

【柔らかなベージュの輝きにふわりと植物が舞うデンドリティック アゲート】 優しい半透明のアゲートが、植物のようにも見える小さなインクルージョンを包み込んだ、デンドリティックアゲート。ニュアンスのある柔らかいライトベージュのほんのりとした色味に、乳白色の帯がふんわりと素晴らしいアクセントになっています。まるで狙って作られたかのような絶妙な色と模様に、しばし見惚れてしまいます。よく見るとアゲートらしいカラーバンドも見えるのですが、イメージ通りではない可愛らしさにアゲートの奥深さが垣間見えます。 全体的に柔らかで優しい風合いの石なのですが、つやつやの細長い三角形に磨かれて個性的な雰囲気をまといます。角がなく丸く磨かれているのがポイントで、カットによって石の魅力が増している典型的な例だと思います。色・質感・インクルージョン。この三つをバランスよく引き出してルースにするとこんなにも素敵になるのですね。 硬い無機物である鉱物なのに、ちょこんと入っている植物にも見えるインクルージョンの繊細さも秀逸。手で触れたら暖かくて柔らかいのではないかと思わせるほどの質感です。華やかすぎず地味すぎず。馴染みの良いカラーにホワイトがアクセントとなり、洗練された印象すら醸し出します。不思議におしゃれなルースであることは間違いありません。 縦に長いルースなので、ペンダントトップにすると収まりが良さそう。なのですが、ちょっと偏屈な私は、もしやリングにするとすっごく可愛くなるのではと妄想しています。少し斜めに角度をつけて、関節の幅いっぱいを使う感じのリングに加工すると、可愛らしいのにロックで存在感あるジュエリーに変身してくれそう。可愛い雰囲気とは真逆に仕上げてみるのも、時には良いのかもしれません。