だんご大脱走(置物)

ご覧いただきありがとうございます。だんご大脱走(置物)です。 石塑粘土をこねてつくった一点物です。 大脱走するお月見だんご達です。縁側で月明りに青白く照らされながら、四方八方に脱走しています。きちんと整列して並んでいたあの頃のお月見だんご達の姿は、もうどこにもありません。何を思って脱走したのか、何かきっかけがあったのか、計画的なことなのか、突発的なことなのか、詳細は何もわかりませんが、何かがお月見だんご達を駆り立てたようです。整列して座っているだけだから楽じゃないの、と思ってしまいそうですが、お月見だんご達にはお月見だんご達なりに何か抱えていたものがあったのかもしれません。お月見だんご達にこの先どんなことが待ち受けているんでしょうか。何はともあれ、たのしいことがたくさんあるといいですね。 月明りに青白く照らされる風景がだいすきなので、そういう雰囲気をだそうと奮闘しました。幻想的で、すこし不思議で、ちょっぴり不安で目が離せなくなるような気持ちを感じていただけたらうれしいです。 どのお月見だんごも思わず保護したくなるようなかわいい表情をしています。見る角度によって印象が変わるので、いろんな角度から見てたのしめます。もうすでに秋を感じたい方、季節を先取りしたい方にぴったりです。 大きさは、横幅が約10㎝、奥行が約8㎝、高さが約7㎝、重さが約180ｇです。石塑粘土でできているので、陶器ほど重くはなく、手でスッと持ち上げられる重さです。 日常の風景のちょっとしたワンポイントになります！ 石塑粘土で形をつくり、アクリル絵の具で着色し、やすりで表面がきれいになるように磨きあげ、最後にニスを塗り、つやつやに仕上げています。手作業でつくっている一点物です。丁寧に丁寧に、かわいくなれ、と念を送りながら作っています。今後似たようなポーズのものなどは新たに制作するかもしれませんが、この顔で、この指の曲げ方で、この体の線をもっただんご達は宇宙でこのだんご達だけなので、もしビビッときた方がいましたら、その直感を信じてお迎えしていただけたらうれしいです！