レア材である山桃の一枚板で作ったローテーブルです。
なんともいえない味わい深い紫色が魅力の材で木としても上質。どっしり詰まった密度を感じる樹種です。基本的に伐採する機会の少ない木なので、大きい材(奥行きのとれる材)は非常にめずらしいものです。
三重県の沿岸部分もしくは南部のリアス式海岸に沿って点在する離れ小島に山桃は多く茂っているそうです。人間によって品種改良されたものではなく元々自生していた野生種です。
フルーツ系の木は人気の樹種が多いです。オリーブや柿や梅や林檎などなど挙げるとキリがありませんが、総じて大きくは育たない(くるみや栗などナッツ類はかなり大きくなりますが)ので、天板にした時に奥行きのある素材がとれません。本材の様な30cmクラスでも、かなり大きい山桃と言えます。
さて本材について。
山桃特有の色彩はそのままに、ゆらゆらと浮かんだ杢目が秀逸。
お世話になっている仕入れ先の社長も「これはなかなか珍しいよ」と一言。確かに。
自分は杢目の有無をあまり気にしない方ですが、これは美しいです。
樹皮ラインのささくれは全て処理していますが、経年によって先端が開いてきたり、新たに鋭利な棘が出てくるかもしれません。気になったらペーパーで先端をごしごししてください。こういうささくれを完全に処理してしまって、将来的にも出さないようにすることはできますが、樹皮部分がほぼ無くなってしまうほど深くえぐる(面取りする)必要があります。
他社さんの一般的な一枚板テーブルだとそのような加工をしているものが多いですが、それは自分の好みではありません。
もしささくれが出てきたらその都度メンテナンスする、これでいいじゃないですか。それがめんどくさいなら一枚板という素材自体をおすすめしないです。めんどくさいんですよ。自分も普段は使ってません笑
お次は色について。山桃の樹皮は染料として昔から重宝されています。その独特なイエローは木の内部にまで浸透するほど。とは言っても、本材の黄色は人為的に計算されたもの。
原木のまま数ヶ月屋外に置いておいて雨の水分で樹皮の色素を木の内部に入れます。ちょうどよい頃合いで板に製材し自然乾燥させるのです。もちろんタイミングを間違えば黄色は薄いし、濃すぎると今度は紫の色調が曖昧になってしまいます。
絶妙な塩梅を狙う「技」なんです。
※寸法(20目の画像をご参照ください)
よこ : 123.5cm
奥行き : 31.5cm
全高 : 40.5m
天板の厚み : 2.8cm
塗装について
テーブルの天板・木端・木口はお手入れしやすいように植物性オイル塗装。
空洞の内壁のみウレタンでやんわりと固めています。
全ての塗料は食品衛生法に適合しておりますのでシックハウス症候群の方でも安心してご使用いただけます。
購入をご検討中の方は「大切にしていること①②③ 」を是非ご一読ください。
- お問い合わせ -
商品についてのご質問や「もっと画像をみて確認したい」などのリクエストがございましたらお気軽に 【質問する】 からご連絡ください。お待ちしています。
レア材である山桃の一枚板で作ったローテーブルです。
なんともいえない味わい深い紫色が魅力の材で木としても上質。どっしり詰まった密度を感じる樹種です。基本的に伐採する機会の少ない木なので、大きい材(奥行きのとれる材)は非常にめずらしいものです。
三重県の沿岸部分もしくは南部のリアス式海岸に沿って点在する離れ小島に山桃は多く茂っているそうです。人間によって品種改良されたものではなく元々自生していた野生種です。
フルーツ系の木は人気の樹種が多いです。オリーブや柿や梅や林檎などなど挙げるとキリがありませんが、総じて大きくは育たない(くるみや栗などナッツ類はかなり大きくなりますが)ので、天板にした時に奥行きのある素材がとれません。本材の様な30cmクラスでも、かなり大きい山桃と言えます。
さて本材について。
山桃特有の色彩はそのままに、ゆらゆらと浮かんだ杢目が秀逸。
お世話になっている仕入れ先の社長も「これはなかなか珍しいよ」と一言。確かに。
自分は杢目の有無をあまり気にしない方ですが、これは美しいです。
樹皮ラインのささくれは全て処理していますが、経年によって先端が開いてきたり、新たに鋭利な棘が出てくるかもしれません。気になったらペーパーで先端をごしごししてください。こういうささくれを完全に処理してしまって、将来的にも出さないようにすることはできますが、樹皮部分がほぼ無くなってしまうほど深くえぐる(面取りする)必要があります。
他社さんの一般的な一枚板テーブルだとそのような加工をしているものが多いですが、それは自分の好みではありません。
もしささくれが出てきたらその都度メンテナンスする、これでいいじゃないですか。それがめんどくさいなら一枚板という素材自体をおすすめしないです。めんどくさいんですよ。自分も普段は使ってません笑
お次は色について。山桃の樹皮は染料として昔から重宝されています。その独特なイエローは木の内部にまで浸透するほど。とは言っても、本材の黄色は人為的に計算されたもの。
原木のまま数ヶ月屋外に置いておいて雨の水分で樹皮の色素を木の内部に入れます。ちょうどよい頃合いで板に製材し自然乾燥させるのです。もちろんタイミングを間違えば黄色は薄いし、濃すぎると今度は紫の色調が曖昧になってしまいます。
絶妙な塩梅を狙う「技」なんです。
※寸法(20目の画像をご参照ください)
よこ : 123.5cm
奥行き : 31.5cm
全高 : 40.5m
天板の厚み : 2.8cm
塗装について
テーブルの天板・木端・木口はお手入れしやすいように植物性オイル塗装。
空洞の内壁のみウレタンでやんわりと固めています。
全ての塗料は食品衛生法に適合しておりますのでシックハウス症候群の方でも安心してご使用いただけます。
購入をご検討中の方は「大切にしていること①②③ 」を是非ご一読ください。
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商品についてのご質問や「もっと画像をみて確認したい」などのリクエストがございましたらお気軽に 【質問する】 からご連絡ください。お待ちしています。
サイズ
作品説明参照
発送までの目安
10日
配送方法・送料
購入の際の注意点
ご使用上の注意
テーブルとしてのみご使用ください。
天板の上に乗ったり飛び跳ねるなどの行為もしくは重量物を乗せる事で想定以上の荷重がかかると事故につながる可能性があります。
当商品の樹皮の部分について
できるだけ自然な状態を楽しんでいただく為に、加工は最小限にとどめております。
雑に触ると木の樹皮やささくれが指に刺さることがあります。特にお子様はお気をつけください。
お手入れについて
コーヒーなどがテーブルについたらサッと拭けばOKです。もし跡が残ってしまったら、台所洗剤(中性の洗剤)を少し薄めてフキンにとり、トントンしてあげてください。天板のメンテナンスについてのさらに詳しい内容は購入後(素材により異なります)に個別にお伝えしています。
経年変化について
直射日光が当たり続ける場所や屋外での使用は木材の経年変化を早め、割れや反りの原因になりますのでお控えください。
木の息を止め、木の割れや反りを極力なくす仕上げ方も可能ですが、それでは各々の木が持つ自然な手触りが失われます。
弊社のテーブルは大切に使うことによる経年変化も楽しんでいただきたいテーブルです。
購入をご検討中の方は「大切にしていること①②」を是非ご一読ください。