「作家さんもインドの綿農家さんも大地もハッピーに!」という想いのもと、 minneとhaco!がコラボレーション。量産のお手伝いや販路拡大など作家さんの「困った」を解決していくプロジェクト【one+more プロジェクト】が始動しました。
第一弾はminne作家さん8名が、インド産PBPオーガニックコットンを使って作品を制作。出来上がった作品は基金付きで販売し、インドの綿農家や大地の支援につなげていきます。
そんな一大プロジェクトに参加してくれた作家さんのひとり、ナガキパーマさんに「コラボレーション作品ができるまで」をおうかがいしてきました。
プロジェクトで生まれた作品
ふんわりシルエットの総柄スカート
変幻自在な3wayトートバッグ
コラボならではの試行錯誤
今回のプロジェクトについて、お話を聞いたときの心象をおしえてください。
ナガキパーマ 高校生のときからパソコンの「お気に入り」にhaco!サイトを入れていて、定期的に拝見していました。お洋服はもちろんですが、haco!のコンセプトやサイトのデザイン、全体の雰囲気もとても好きで、好きな雑誌をめくるような気持ちでいつも楽しみに見ていたので、minneスタッフさんから「haco!」というフレーズが出たときは、うれしさと衝撃で胸が高鳴ったのを覚えています。
制作する上で、とくに難しかったところは?
ナガキパーマ スカートは、柄のサイズでかなり悩みました。大きすぎても小さすぎてもイメージと離れてしまうけれど、「ここのチューリップが何.何㎝」という指示方法のため、現物サンプルを見ずに指定しなければならないのが難しかったです。
ナガキパーマ トートバッグは取っ手の収納方法などを考えるのが大変でした。いつもはふざけあう担当スタッフさんと真剣な顔をしながら何度も何度も形を変えてみて、取っ手の収納手段を編み出しました。
新鮮な環境でのものづくり
楽しかったこと、おもしろかったポイントがあればおしえてください。
ナガキパーマ あくまでも「作家側のつくりたいもの」「ファンの方が手に取りたいもの」を終始大切にしてくださり、こちらの要望に対するサポート体制も万全だったので、はじまりから完成までずっと楽しかったです。minneスタッフさんのお気づかいやhaco!スタッフさんのプロの技・プロのスピード感に感動していました。
普段の作品づくりとの違いはありましたか?
ナガキパーマ 普段は「つくってみたい」と思うものがあれば、まずは数個つくってみてお客様の反応をうかがいながら製造を続けるかどうか判断することが多いのですが、今回は「ひとつの商品完成に向けて時間をかけてつくり上げていく」という、いつもとは逆の流れでつくり上げていったことが新鮮でした。
おすすめは「柄リンクコーデ」
完成品に関しての満足度はいかがですか?
ナガキパーマ 100%!ラフで描いたものとほぼほぼ同じものをつくっていただきました。女性が使いやすいであろうデザイン、色合いにこだわったのですが、色の再現度と素材感は満足度120%です。
着こなし方やコーディネートの提案をお願いします。
ナガキパーマ スカートとトートバッグを一緒に使ってもらうとイラストがリンクしてかわいいと思います。スカートは彼女やママがはいて、トートバッグは彼やお子様が持つ、などのリンクコーデにも使えそう。スカートはウエストのリブの長さにもこだわっているので、細身のブラウスやTシャツをインしてシンプルに着るのがおすすめです。
今回のプロジェクトを通して、何か実現できたことがあればおしえてください。
ナガキパーマ 以前制作していて現在廃番となった3wayトートを復刻できたことがうれしいです。廃番後にお問い合わせいただいた方々にも届きますように。また、かねてより敬愛するhaco!さんとご一緒できたこと、プロの方々の制作過程を見て勉強できたこと、つくりたかったデザインのものを手が届きやすい価格でお客様にご提供できること、コットンプロジェクトを通して、自分のイラストでも世界の人の力になれると感じたことなど、今回のプロジェクトは本当に素晴らしい経験でした。
「一緒につくる」おもしろさ
今後さらに挑戦したいことがあればおしえてください。
ナガキパーマ 「自分で提案し、自分でものをつくる」ことだけでなく「自分で提案し、プロの方々と一緒につくり上げる」楽しさを知ったので、今後そのようなお仕事をもっと増やしていけるよう精進します!
one+more プロジェクト
ナガキパーマさんをはじめとするminne作家さん8名の作品は、5月10日より「haco!」のサイト上にて発売スタート。手しごとのぬくもりをそのままに、 インドの上質なオーガニックコットンを使用して完成した作品たちをぜひチェックしてください。