今年も大盛況のうちに幕を閉じた「minneのハンドメイドマーケット 2018」。豪華ゲストが続々登場したイベントステージの様子をお届けします!
<1>高橋愛さんスペシャルトークショー
初日のトップバッターを飾ってくれたのは、モーニング娘。を卒業後、女優やモデルとしても活躍する高橋愛さん。
登場とともに会場は大拍手が起こりました。高橋さんのセンスの光るコーディネートは「一般財団法人PBP COTTON」とコラボレーションし、自らプロデュースしたhaco!限定アイテムに、minne作家さんの作品を組み合わせたもの。
身につけているヘアバンドはmanusさん、イヤリングは映日果ラベルさん、リングはsukashuriさんの作品です。色使いやメリハリのバランスがとってもすてきですね。
トークタイムでは、本日着用しているプロデュース商品の制作にまつわるお話からスタートしました。
コラボレーション制作秘話
コラボレーション商品をデザインする際に、こだわったところはどこでしょう?
高橋さん
自分の好きなテイストと、みなさんの着やすさとのバランスをとることですね。実際のアイテムになってあがってきたものをスタッフさんに着ていただいて、修正をしたりとか。オールインワンは丈夫さも大切だと思ったので、うさぎ跳びをしてもらったりもしました(笑)。
ご苦労されたこともありましたか?
高橋さん
0からスタートだったので、けっこう頭を使いましたね(笑)。”ワンピース”などの大枠は決まっていたんですが、どういう形にするかなど、頭を真っ白にして逆に絞っていく、という作業が大変でした。でも自分がずっと好きだった洋服をこういう風につくらせていただけるというのが、すごくありがたくて、楽しみながらつくっていました。
日々さまざまなテイストのファッションを着こなす高橋さんに、プライベートでのコーディネートについても教えてもらいました。
毎日のコーディネートはいつ考えていますか?
高橋
朝だと遅刻しかねないので(笑)、夜考えるようにしてます。でも夜の気持ちと(次の日の気持ち)、翌日の天気などによっても変わってくるんですよね。思ったより寒かった、とか逆に暑かったとか。
minneとhaco!の共同プロジェクトで生まれたコラボレーションアイテムをベースに、コーディネートテクニックも伝授してくれました!
小物を活かしたスタイリング術
ファッショントークをしながら、その場で次々とスタイリングをする高橋さん。
小物を合わせるときのポイントはありますか?
高橋さん
小物にさらに小物を合わせるのもいいかなと思います。帽子にブローチをつけたりとか。大ぶりのリングをアクセントにしたり、派手な色を小物で取り入れてメリハリをつけるのもいいですね。最近はえりが好きなので、シンプルなTシャツにつけえりをつけて、印象を変えて楽しむことも多いです。
あっという間に完成したスタイルがこちらです!
高橋さんのスタイリングポイントコメントを合わせてご紹介します。
左・ブラウスとスカートのモノトーンメインの組み合わせには「首元がシンプルなので、色をつけてあげるのもいいかもしれないですね」DRESS ME(ドレスミー)さんのストライプの付け襟をチョイス。
中・ブラックのワンピースには、あえて同じくブラックのDRESS ME(ドレスミー)さんの付け襟とシンプルだけど個性的なYPONさんのハットをプラス。「さらにカラフルなピアスなど、色味があってもいいですね!」
右・WAGDOGさんのキャップとtergenさんのショルダーバッグでカジュアルダウン。「バッグはスカートの色と合わせて黄色にしてみました」。色をリンクさせると統一感が生まれますね。
殻を破ってファッションを楽しんで
さらに、事前にminneの公式Instagramで募集していた、ファンからの質問にもお答えいただきました。
質問1
「その日のアクセサリーや洋服はどの順番で決めていますか?」
高橋さん
順番的には主役から決めます。トップスの時もあれば、足もとの時もあります。その日に着たい主役をまず決めてコーディネートを組んでいきます。
質問2
「童顔なので子どもっぽく見られるのが悩みです。大人っぽく見られるにはどうしたらいいですか?」
高橋さん
たとえば、「ベージュは似合わない」と思い込んでいる人も、実はまわりの人から見れば「まったくそんなことないのに」ということがありますよね。どんな悩みも、そう思っているのは自分だけだったりするかもしれません。私も背が低いのがコンプレックスでしたが、あるとき、殻を破って好きな格好をするようになったら、おしゃれがすごく楽しくなりました。今までにしたことのない組み合わせにしてみたり、髪型やメイクから変えてみるのもいいかもしれません。ぜひ試してみてください!
質問3
「1年を通して、ヘビロテできるアクセサリーはどんなものですか。どんなカラーやデザインがいいでしょうか」
高橋さん
今日つけているリングは季節を問わず、いつでも使えると思います。カラーはシルバー、ゴールド系が鉄板だと思いますね。
ちなみに、高橋さんがいちばん好きな色はピンク、いちばん何にでも合わせやすいと思う色はグレーだそうですよ。制作やファッションについてたっぷり語ってくれた高橋さん。ありがとうございました!
<2>平松可奈子さん&吉木千沙都さんスペシャルトークショー
続いて登場してくれたのは、元SKEメンバーで現在は女優やモデルとして活躍する、”かなかな”こと平松可奈子さんと、『SCawaii!』や『LARME』などの雑誌をはじめ、ファッションイベントにも多数出演する人気モデル、”ちぃぽぽ”こと吉木千沙都さんです!
意外にもこのステージが初共演というふたり。お互いの印象をはじめ、ファッションやものづくりについて、たっぷり語ってくれました。
プロデュース作品へのこだわり
おふたりは初共演とのことですが、実際に会ってみてどんな印象ですか?
平松さん
ちぃぽぽちゃんのスタイルブックとかも買っていて、ファンとしてずっと見ていたので嬉しいです。会ったらやっぱりすごく可愛くて、緊張して全然しゃべれない(笑)。
吉木さん
イメージ通り!ふんわりしていて可愛いです。
ブランドのプロデュースやコラボアイテムも制作されるおふたりですが、どのような点にこだわっていますか?
平松さん
お洋服をつくるときは、私が身長153㎝しかないので、小さい子でもスタイルがよく見えるようにハイウエストにしたり、丈感にはとくに気をつけることが多いです。
吉木さん
「自分がいいと思うもの」ということは大前提なんですけど、ファンの子にも使ってもらえるように、みんなにいいと思ってもらえるように、まわりの人たちの意見も取り入れるようにしていますね。
おしゃれの楽しみ方
春〜夏にかけて着回しできるアイテムを教えていただきたいです
平松さん
膝丈のドット柄ワンピースを最近買いました。スポーティーな小物と合わせたり、ヒールで大人っぽく着こなしたり、いろんな着回しができたらいいなと思っています。
吉木さん
ベルボトムが気になっています。私服でも何枚も持っているんですが、スタイルがよく見えるし、ラクチンだし、素材もいろんなものが出ているのでおすすめです。私はカジュアルが好きなので、Tシャツを合わせることが多いんですけど、シャツやビスチェなどトップスでいろいろ着まわしを楽しめると思います。
今回のおふたりのファッションも、もちろんこだわりたっぷりです。
平松さん
ギンガムチェックのワンピースにシフォンのトップスを合わせました。春夏はドットやギンガムチェックなど柄物を着たくなりますね。
吉木さん
普通の花柄ワンピースに見えて、トレンドのドット柄が入っているところがポイントです。長めの丈感で大人っぽく、ウエストマークでスタイルアップ。
実は事前にハンドメイドマーケット の出展作品の中から、お気に入りのアイテムを選んでくれていたおふたり。
平松さんが選ばれたのは、chikoさんのバレッタとAsahiさんのピアス。選定のポイントをおしえてください。
平松さん
ピアスは今季トレンドのラベンダーが可愛いなと思いました。バレッタはヘアアレンジに使おうと思っていたんですが、帽子をかぶりたかったので、カンカン帽につけてみました。
吉木さんがつけてくれたのは、MINA YAMAGIWAさんのイヤリングですね。
吉木さん
コーディネートのアクセントになるデザインがいいなと思いました。今は身につけていないんですが、もうひとつお気に入りの作品があって、Y.147さんがつくられているフープピアスも華奢で大人っぽくて可愛いんです。
ものづくりへの想い
「minneのハンドメイドマーケット 2018」に参加されていかがですか?
平松さん
食べものやペット用品など、置いてあるものが幅広くて楽しいです。実はお母さんが普段からminneを愛用していて、minneで買ったものをプレゼントでもらったこともあるので、嬉しかったです。
吉木さん
初めて来たんですが、すごく盛り上がっていてびっくりしました。私もブースを回りたいです!
ハンドメイドでつくってみたいなと思うものはありますか?
平松さん
ドライフラワーがすごく好きで、SKEの頃、骨折してしまった時期があるんですが、ずっとドライフラワーでリースをつくっていたんです。今日、会場でもリースをつくられているブースをお見かけしたので、私もまたつくってみたいなと思いました。
吉木さん
ピアスなどアクセサリーを自分でつくるのも流行っているので、いろいろ組み合わせて、自分好みのものをつくってみたいですね。
最後に行われたのは、それぞれが選んだアイテムを賭けたじゃんけん大会!
見事に勝ち抜いた4名に、それぞれが身につけているminne作品と同じアイテムと、直筆のお手紙が本人から直接プレゼントされ、会場は大盛り上がりでした。
華やかで楽しい、そしてためになるトークステージとなりました。会場を魅了してくださったゲストのみなさん、ご来場いただいたみなさん。改めてありがとうございました!