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「おうちごはん」をどう彩る?高山都さんの器の選び方と、食べる心構え。

毎日の食卓を華やかにしてくれるもの。それは、季節の食材と、料理や気分に合わせて選ぶお気に入りの器です。モデル・女優の高山都さんにminneの器作品を使ったスタイリングをご紹介いただきました。調理や盛り付けの様子は、クッキングLIVEアプリ「cookpadTV」で配信中です。

『minneで彩るおうちごはん』

10月23日(火)から配信を開始した、クッキングLIVEアプリ「cookpadTV」の番組「minneで彩るおうちごはん」。モデル・女優として活躍する高山都さんが、旬の食材を使った料理と、素敵なスタイリングを紹介します。使用する器は、高山さん自らがminneで選んでくれたもの。


スタジオも、「minne」をイメージしたキッチンになっています。


季節感たっぷりのメニューと、登場する器、美しいスタイリングをぜひおたのしみください。


「余白」と「バランス」をたのしむ

初回のメニューは、「冷やおろし」に合うおばんざい。「里芋の鶏そぼろあんかけ」と「レンコンと椎茸の紫蘇七味焼き」をご紹介いただきました。キッチンいっぱいに、しば漬けのいい香りが広がります。

まさに「秋の食卓」という彩りですよね。落ち着いた色味の器を使った、とても華やかなスタイリングでした。

高山さん
シンプルな料理なので、ちょっと小さく盛ることで「余白」をたのしみたいなと思いました。その余白には、大葉の「緑」や赤紫蘇の「紫」を取り入れたりして、見た目にも華やかな仕上がりになりましたね。

すだちが、またいいですね。食欲をそそられます。

高山さん
すだちは急遽お願いして、昨日ご用意いただいたんですよ(笑)どうしても添えたくて。香りもいいし、立体感も出ますよね。ありがとうございました。

水気をとってオーブンで加熱した赤紫蘇は、花びらのよう。味、香り、見た目の美しさが、器の上にすべてそろっています。

▼ビンテージ調プレート

スクエアの平皿は、取り入れ方をたのしみにしていたんです。

高山さん
わたし、ちょっと「渋さ」のあるアイテムが好きなんだと思います。これも角のある、ちょっとシャープな感じとか、ラインが入ってるおかげで、全体がしまって見えますよね。しば漬けのピンク色がしっかり映える「引き立て上手」で、なおかつ器自身の素敵さもしっかり伝わるような器を選びました。

カイワレの緑もいいですね。

高山さん
全体の色のバランスは、すごくたいせつにしていますね。

▼白い陶板のスクエアプレート


選びたいのは、「着回し」のできる器

「色のバランス」や「余白」というと、器の選び方はファッションともリンクする部分がありそうですね。

高山さん
ああ、すごくあると思います。「合わせる」には、色ももちろんですが、サイズ感もとても大事だし。お料理と合うかだけではなく、自宅のテーブルとのサイズ感の相性も気にして新調するんです。
 
テーブルとも。

高山さん
はい、せっかくならたくさん使いたいので、そこはたいせつですね。ファッションで言うところの「着回しできる」というのがいちばんだと思うんです。

「着回し」という発想はとてもおもしろいですね。いろんな料理やシーンにマッチできるものを、という基準ですね。

高山さん
まさにそうですね。「これだけにしか使えない」「こういう時にしか使えない」って、やっぱりもったいないですもんね。それに、minneの作家さんのものをはじめ、手づくりの器って大好きなんですが、作家さんが技術と心を込めてつくられたものだからこそ、「大事に」「たくさん」使いたいんです。出番が少ない、というのはもったいない。朝にも夜にも、シーンを選ばず、たくさんの料理で使える「着回しできる器」がわたしの理想ですね。


器に盛ることで完成する「心構え」

高山さんにとって、ご自宅でのお料理タイムは、どんな時間ですか?

高山さん
とってもリラックスできるいい時間ですね。外食ももちろん好きですけど、やっぱり自宅での時間もたいせつにしたいので。ちょっと手抜きの料理でも、しっかりとした器やお気に入りの器に盛るだけで、「いただきます」の心構えがちがうと思うんです。

それは、その食事との向き合い方が変わってくるような?

高山さん
そうですね。たとえば、数分で簡単につくったものでも、買ってきたものでさえいいと思うんです。ちょっと面倒だけど、ちゃんと器に盛る。それだけで、「いい食事の時間」になるし、量にしても「ドカ食い」を抑えるダイエット効果もあるんですよ。
 

お気に入りの器であれば、一層素敵な時間を過ごせそうですね。

高山さん
はい。とっても、おすすめですね。
 

いっしょに調理、いっしょに成長を


 

今回のメニューは、お酒との相性がいいおばんざいでした。

高山さん
そうですね。秋の夜長の女子呑みなんかに、いかがでしょうか。お芋を使った料理って、カロリーの面で敬遠されがちだと思うんですが、さといもは健康にもいいし、いっぱい食べても罪悪感がないですからね。
 

実際にすぐに真似して取り入れたくなるメニューだと好評でした。

高山さん
わたしもまだまだ第1回目で、誰かの目の前で料理をすることにも緊張感があるんですが、その成長を見守りつつ、親近感や共感を持って、いっしょにお料理をたのしんで、みなさんといっしょに成長していければうれしいなと思ってます。

次回は、「ワインとデリつまみ」ですね。

高山さん
またお酒ですね(笑)秋らしさもありつつ、パーティーシーズンにも使えそうな華やかな仕上がりにできればいいな思ってます。

すでに器も選んでいただいて。

高山さん
そうなんです。どれも手に取ったときに、想像以上の高級感があって素敵な作品ばかりでうれしいですね。おかげで料理もたのしく、とってもいい時間を過ごせました。 今日も帰ったら、お酒をいただこうと思います、自分に「おつかれさま」と(笑)。

高山 都 (たかやま みやこ)
1982年12月27日生まれ。モデル、女優、ラジオパーソナリティなど幅広く活動。「#みやれゴハン」として料理や器などを毎日紹介するインスタグラムが人気。昨年発売し、大反響を呼んだ著書『高山都の美 食 姿「したたかに」「自分らしく」過ごすコツ。』と第2弾となる『高山都の美 食 姿2「日々のコツコツ」続いてます。』が発売中。


minneで彩る、おうちごはん
次回の放送も、クッキングLIVEアプリ「cookpadTV」でおたのしみください。

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