以前「minne mag.」でもご紹介させていただいた「Pita」が、このたび4月に移転オープンされたとのことで、さっそくうかがってみました。
福岡市の薬院エリアから、おしゃれなセレクトショップやカフェなどが立ち並ぶ今泉エリアに移転した「Pita」。「Dua」の姉妹店で、「Duaとハシゴしてくださるお客様も多いので、もっとDuaの近くにPitaを構えたかったんです」と、今回の移転に踏み切られたのだそう。そこはまるでヨーロッパの手芸店
扉を開けると、この光景。リボンやワッペン、レースなど、乙女心をくすぐる素材たちがところ狭しと並びます。「ヨーロッパを中心に、2ヶ月に1度は買い付けをおこなっています」と、オーナーの小田原さん。買い付けた商品たちは、少しずつ店頭に並べられるので、いつ訪れても新しい素材との出会いが待っているのがうれしいですね。
リボンだけで数百種類
中でも数多く取りそろえられているリボン類。
リボンとひとくちにいっても、その素材感やデザインはさまざまで、つややかなシルク素材から、これからの季節にぴったりなベルベットやファー素材、エスニック柄やフリンジデザインなど、幅広く取りそろえられています。そのうえ、カラーバリエーションも豊富なので、「選ぶたのしみ」がふくらみます。
さらに、「AVRIL」の糸も充実。表情豊かでカラフルな糸たちを見ていると、自然と創作意欲が湧いてきます。
こんなの欲しかった!が叶う
作品づくりにはもちろん、ラッピングを彩る装飾として購入する方も多いのだそう。「かわいいけれど、どうやって使えばいいの?」という声には、店頭で販売しているフリンジブレードやリボンを、Pitaのスタッフの方たちがアレンジしたパーツ素材を販売することで、応えられています。
さらに、ひときわ目を惹くキュートなビーズたちを発見。中でも人気なのが、独特な色味が特徴のチェコガラスビーズだそうです。アクセサリーづくりだけでなく、バッグなど手持ちのアイテムにつけてたのしむのもいいですよね。キュートなワッペンも充実
カラフルなお花や動物モチーフのものから、スタイリッシュなエンブレムモチーフまで、子どもから大人まで心惹かれるラインナップがそろうワッペン類。「洋服やポーチなどにつけて、たのしんでいただくのがおすすめです」と、店長の大津さん。ハンドメイドアクセサリーも販売
Dua同様、店頭で好みのパーツを選んで、アクセサリーをオーダーすることも可能です。もちろん、Duaで販売されているパーツと組み合わせてのオーダーもOK。「どんなパーツがいいの?」「これとこれを組み合わせたい」など、小さな疑問もスタッフの方たちが親身になって答えてくれるので安心。自分好みの、世界にひとつだけのアクセサリーが完成します。
店内の⼀部には、ハンドメイドブランドのセレクト商品も販売されています。こちらは、minneにも出店されている「CHIMNEY」 さんの“突⾵ちゃん!”。
また、Dua・Pitaのスタッフの方たちは、それぞれオリジナルのハンドメイドブランドを持っているので、店内では常に数ブランドの取り扱いがあります。Pitaのノスタルジックな世界観に心惹かれる方なら、必ず「素敵!」と胸躍るアイテムに巡り会えるはず。
数千種類の素材やアクセサリーが並んだ、見応えたっぷりの店内。「数時間かけて素材を選ぶ方もいらっしゃいますよ」というのも納得です。ぜひ新しく生まれ変わったPitaに足を運んでみてくださいね。
場所:福岡市中央区薬院1-6-16百田興産ビル201
営業時間:11:00-20:00 定休日:不定休
電話番号:092-707-0910
HP:http://dua-mercerie.com
Instagram:https://www.instagram.com/pita_fukuoka
取材・文 / 堀田恵里香 撮影 / 中村紀世志