「これ、紙でできてるの?」
ペーパークイリングでつくられた、いきいきと愛らしいどうぶつたち。「これ、紙でできているんです」という作家さんの声に、足を止めてじーっと眺めるお客さんたちからは、次々と驚きの声が。
野菜やフルーツもこのとおり。撮影していたカメラマンも、思わず「え、紙なんですか?」と聞き返していました。
人気作品が、ほっこりかわいい木製の棚にぎゅっと収められています。
カラフルな魅力「マサイフレンズ」
ビーズや刺繍で仕上げられた「ヘンテコなかお」のアクセサリー「マサイフレンズ」。
どれにしようか、と頭を悩ませるのも、たのしい時間です。そのひとつひとつに、「ほかにはない魅力」をたっぷりと感じます。
「カタチ」のおもしろさに気づかせてくれる、siinamiinaさんの作品たち。個性的なアクセサリーたちが、ずらり揃っていました。
時間をかけて、時計を選ぶ
時計を試着し、悩んでいるお客さんと出会いました。
それもそのはず。Nakariwatch JPさんのブースでは、木製の時計盤を、こんなにたくさんの中から自分で選ぶことができるのです。
もちろんベルトもお好みのカラーで。
お気に入りの「ひとつ」を選んだら、その場でセットしていただけます。時間をかけて、「自分だけの時計」を選ぶ。贅沢で気持ちのいい体験です。
物語を感じるような、繊細な染め花
真っ白な布から、丁寧に手で染め上げられた布花たち。はっと息を飲んでしまうような、繊細さ、美しさです。
この季節にぴったりなミモザ。胸もとにそっと添えたい作品たちが所狭しと並んでいます。
ラッピングには、本物のドライフラワーを添えて。ギフトにもぴったりな小箱に、丁寧に麻ひもを結んでもらえます。作品の梱包にも、それぞれの作家さんのこだわりが、詰まっています。
本日、開演。
「nine-D」と掲げられたプレートを目指して、ブースまで歩いてきました。(アイアンのように見えるこのプレート、実は木製なんだとか)
人気作品「つむつむ」のシリーズがずらり。たくさんのお客さんが列をつくり、覗き込んでいます。
子どもたちのための、遊べる「つむつむスペース」も。その周りには、お父さんお母さんがカメラを向けてスタンバイ。ブースは、さながら小さなテーマパークのようです。
人気作品「大空の鯉太郎」は、実物を見ると一層立派で美しいフォルムに感激してしまいます。作品の魅力と「たのしんでもらおう」という作家さんの心遣いであふれたブースになっていました。
行き交うお客さんを眺める
陶土を切り出してつくられた、花器や置きものたち。「アルパカの兄弟」さんの、ほっこりやさしい世界観が、棚いっぱいに広がっています。
・・・?
お客さんが作品たちを眺めているようで、実は作品たちも行き交うお客さんたちを眺めているのかもしれません。絵本のようなたのしい空想が膨らんでしまう、素敵な空間です。
鏡を覗き込みたくなるアクセサリー
ポップなカラーと、素材ひとつひとつのおもしろさ。身につけるだけで、顔まわりをパッと明るくしてくれそうなアクセサリーたちは、そっと近づけて鏡を覗き込みたくなってしまいます。
上から見ても、美しい光景。ものづくりに挑戦したくなるような「素材」もいっしょに販売されていました。
ふっくらと焼きあがった、お帽子たち
こちらはフランスパンのハット。遊び心いっぱいのKENT HATさんの帽子は、広い会場内でも、「おや」といつも目を惹きます。
「身につけることで、新しい会話や出会いが生まれるようなコミュニケーションツールになれば」そんな願いを込めて、作品を制作されています。
マカロンのベレー帽は、ふっくらと丸く、キュートなカラー。春のおでかけにぴったりのデザインです。実物を見て、手にとると、一層魅力に気づく作品たちでした。
作家さんの世界観があふれる、素敵なブースたちをご紹介しました。またお会いできる日をたのしみにしています。
ハンドメイドマーケット記事一覧
撮影 / 佐々木達也(twelve management)